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東京都社会福祉事業団は、平成10年6月東京都が設立した社会福祉法人で今年19年目を迎えています。それまで都立福祉施設が培ってきた利用者支援・援助のノウハウを継承するとともに、時代の変化に対応できる柔軟で弾力的な施設運営を行うために設立されました。当事業団では、「利用者本位のサービスの徹底」「公的な役割の継承」「地域福祉の向上」の三つを経営理念として、日々サービスの向上に努めています。
現在、都立児童養護施設6か所、都立福祉型障害児入所施設3か所及び障害者支援施設3か所(うち2か所は福祉型障害児入所施設との併設)を東京都の指定管理者として運営するほか、平成27年4月から日野療護園(障害者支援施設)を事業団の第1号自主運営施設として経営しています。また平成30年4月には2番目の自主運営施設「希望の郷 東村山(仮称)」(障害者支援施設)を開設すべく準備を進めています。そのほか施設機能を生かして、在宅障害者(児)を対象とした生活介護事業、短期入所事業などの地域支援事業にも積極的に取り組んでいます。
東京都は、「民間で出来ることは民間に委ねる」という考え方を基本として、引き続き都立施設の民間移譲等に取り組むこととしています。当事業団は都立施設の民間移譲が実施される場合はこれに積極的に臨んでいく所存です。また将来的に東京都の監理団体から一般の社会福祉法人に移行することとし、自立的経営基盤の確立とより主体的な事業展開を図りながら、引き続き東京全体の福祉水準の向上に取り組んでいきます。あわせて社会福祉法人改革にも対応し、ガバナンスの強化、事業団の各施設が所在する地域社会への貢献にも取り組んでいきます。
利用者本位のサービスの徹底に向けて、事業団職員一人ひとりが豊かな人間性と幅広い経験、そして支援に必要な専門知識を身に付けることに加え、利用者と職員間での十分なコミュニケーション作りに努めていかなければなりません。今後ともあらゆる観点から人材育成を進めるとともに、明るく風通しの良い組織風土の確立に全力を尽くしていきます。

平成28年8月
社会福祉法人 東京都社会福祉事業団
理事長 白石弥生子