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山科・名刹を訪ねて

山科・名刹を訪ねて

コース

山科毘沙門堂 小野随心院 醍醐三宝院 勧修寺

所要時間 4~5時間

山科毘沙門堂

思わず息を呑む、美しい紅葉と弁天堂

山科毘沙門堂

京都でも屈指の歴史を誇る由緒ある寺。京都の民衆の間で昔から信仰されてきた本尊の毘沙門天は、「京都七福神」のひとつにも数えられる有名な仏像で、比叡山根本中堂の本尊・薬師如来を造ったときの余り木を用いて造られたものです。

まずは、京都市指定文化財でもある仁王門。寛文5年(1665)に建立されたもので、切妻造りの本瓦葺で、江戸時代初期の代表的な建物の一つ。石段の下から眺めるとその巨大さを、なおさらのこと実感させられる。宸殿の前にはある枝垂桜にも注目してみたい。樹齢100年を越える木で、枝張りは30mにもなる。これが花を咲かせる4月、桜の花びらが宸殿の屋根や緑に舞う眺めは、雅やかな風情をいっそう盛りあげてくれる。

小野随心院

美女で名高い、小野小町ゆかりの寺

小野という地名にあり、随心院は小野小町の住居跡ともいわれる。境内には小野宛の恋文を埋めた文塚、恋文を下張りにした小野小町文張地蔵、百夜通の榧の木、化粧井戸などがあります。本堂、書院、庫裏などが建ち、境内は国の史跡に指定されています。紅の花をつける梅園は、美貌の歌人・小野小町ゆかりの寺に似つかわしい。観梅期には茶室が設けられ、見頃の3月の最終日曜日には、「はねず踊り」が催されます。

醍醐三宝院

秀吉ゆかりの塔頭は、格式ある門跡寺院

上醍醐寺の本坊である三宝院は、醍醐寺の塔頭の中でも格式を誇る門跡寺院。応仁の乱の兵火で焼失したが、豊臣秀吉により建て直された。そのため、書院や宸殿に桃山建築の美を誇る。秀吉自ら設計したという庭園は、桃山時代の遺風を残した名園として知られる。各室を狩野山楽の作と伝える襖絵が飾る。

勧修寺

趣あふれる庭園に、門跡寺院の風格

昌泰3年(900)醍醐天皇が母胤子の菩提を弔うために創建。代々、法親王が入寺する門跡寺院である。応仁の乱、伏見城築城の際に衰退したが、徳川家によって再興されました。書院と宸殿は明正天皇の旧御殿を、本殿は霊元天皇の仮内侍所を移建したもの。書院前庭には、勧修寺形と呼ばれる雷見灯籠があり、その脇に樹齢750年の名木ハイビヤクシンがそびえる。広大な氷池園の中心となる氷室池は、平安時代には池に張る氷の厚さによって、その年の豊凶を占ったという。