スタッフインタビュー詳細

接客の仕方ひとつでお店の印象が変わる。そこに仕事の魅力を感じます。

森元 綾(もりもと あや)
バイカル金閣寺店 ヴァンドゥーズ
<2012年入社 正社員>

PROFILE
辻製菓専門学校卒。製菓衛生士の資格を取得。パティシエを経験後、得意な接客の腕を活かし、百貨店の洋菓子売場や化粧品売場で勤務する。2012年『バイカル伊勢丹店』の店長として入社。2013年に産前休暇を取得。半年後、保育園の入園にあわせて産休から復帰。
現在は『バイカル金閣寺店』勤務。一児の母として、子育てと仕事を両立している。

(インタビュー 2016年11月 バイカル金閣寺店にて)
大好きな販売職で、『バイカル』の魅力を伝えたい。

-『バイカル』に入ったきっかけは?

「洋菓子の専門学校を卒業したあと、一度はパティシエを経験したのですが、昔から接客業が好きで、自分には販売職が合っていると思い、百貨店の洋菓子売場や化粧品売場など、ずっと販売に携わる仕事をしてきました。そんなとき、『バイカル』の販売スタッフ募集を見て、昔からよく知っている洋菓子店だったので、迷わずに選びました。」


-今はどのような時間帯で働いていますか?

「今は2才の子どもの保育園の送り迎えがあって、あまり残業できないので、8時間の規定内で働いています。朝8時半から、夕方の4時半か5時頃まで。その日によりますが、いつもは4時半までで、お店が混んでいるときだけ5時まで勤務しています。」


-朝来て、まずは何からスタートしますか?

「朝は店内の清掃から始めています。『金閣寺店』は工房でパンも焼いているので、パンを店頭に並べたり、袋に入れたりします。お店がオープンするとお客様がいらっしゃるので、接客がメインになります。アップルパイなどは他の工房でまとめて作っているので、他の工房から商品が届くと、検品してお店に並べます。」


-接客以外では、どのような仕事がありますか?

「焼き菓子などの商品が売れていくと、商品の補充や箱詰めをしたりギフトを作って、店頭に並べたりしています。これからのシーズンはもうすぐクリスマスなので、仕事の合間を見ては、クリスマスのギフトを詰めて、ラッピングもします。ほかにも、季節の変わり目には、商品の売れ行きを見て在庫数を確認し、ディスプレイを変えるのもヴァンドゥーズの仕事です。」

お客様のお顔が目の前で見えるのが、接客の喜び。

―『バイカル』で働く魅力は?

「何よりもお客様と直接触れあえるところだと思います。自分が作ったものではないのですが、パティシエたちが頑張っている姿を見ていますので、商品を目にしてくださった、たくさんのお客様のお顔が目の前で見えるのが喜びですね。わたしたちの接客の仕方ひとつでお店の印象が変わると思うので、そこにやりがいを感じます。会社からはこういう接客を目指してほしいということは特に厳しく言われないので、それぞれのスタッフのいい個性が出ている気がします。」

―接客をするうえで、大切にしていることは?

「それぞれの個性があるといっても基本のラインは同じです。『バイカル』は地域に根差したお店なので、常連様を大切にしていて、それはスタッフ全員が意識していると思います。」


―常連のお客様は多いですか?

「毎日のパンを買いに来られるお客様や、昔からずっと来てくださる年配のお客様も多くて、病院帰りなどに寄ってくださったり、お顔のわかる方がとても多いですね。もちろん、百貨店でも常連さんはいらっしゃったんですが、『バイカル』はこのお店に来たくて来てくださる方、目指して来てくださっている方が多いのが特徴だと思います。世間話もよくしているので、お顔もお声もお年もお名前も覚える方が多いです。」


―お客様とはどのような会話を?

「お孫さんのお誕生日ケーキを買いに来られるお客様も多いので、ケーキの相談をよく受けます。キャラクターのケーキもあるので、お客様から『男の子なんだけど、こんなのどうかなぁ』『女の子なんだけど、こんなのは好きかしら』というように相談されることも多いですね。」


―ギフトの相談もありますか?

「焼き菓子のギフトなどはよく相談を受けます。ギフトは目的が多種多様なので、差し上げる方の年齢層や人数をお伺いして、用途に合ったものを選ぶお手伝いをしています。商品の日持ちも短くて良かったり長い方がよかったり、お見舞いであれば、冷蔵庫がないかもしれないなど、きめ細かくお伺いして最適な提案ができるようにしています。」

パティシエやほかの仲間とのコミュニケーションも活発に。

―ミーティングはどれくらいの頻度で?

「販売のミーティングは月に1度は行っています。その月ごとのイベントに対して、どのように動いていくかの計画です。季節ごとに様々なイベントあります。今だとクリスマスに向けての計画が始まっています。ほかにも、日々の仕事でどうしても普段、 話しきれていないことなど、問題の解決策を考えたり、シフトの調整もします。お店を回していくうえで必要な確認を予測がつくことはその段階で話し合い、次の月を迎えるようにしています。」



―パティシエとの連携は?

「お客様がこういう商品を欲しいとおっしゃっていたということや、この時間帯にこのケーキが売れやすいということは日常、よく話すようにしています。」

人と話すことが好き、ケーキが好きであれば、楽しめる仕事です。

―新しい方も増えているようですが、まずはどのような仕事から?

「接客もバイトも初めてというアルバイトの方が多いので、『いらっしゃいませ』という挨拶や、一番基本となるお出迎えとお見送りから覚えていただいています。あとはパンを扱ったり、ケーキのお伺いからですね。商品に触れていくのは徐々にという感じです。」


―ケーキを取るのはもう少し慣れてから?

「ケーキを取るのも、最初は緊張して手が震えると思えます。ですので、まずはお店の雰囲気に慣れていただいて、手提げ袋に入ったケーキをお客様にお渡ししてきてくださいねとお手伝いをしてもらう形からスタートして、その方のペースに合わせて、接客に慣れていただくようにしています。」


―最後に、ヴァンドゥーズを目指している人にメッセージを。

「ケーキが好きで、人が好きであれば、ずっと楽しめる仕事です。わたしはどちらも好きなんです。同じ想いをお持ちの方であれば、楽しんで仕事ができる会社だと思います。」

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