響き合う 人ｘ企業 JOBRASS新卒

空手道部監督でもあるキャリアセンターの杉山さん

2012年に開校130周年を迎えた『駒澤大学』。全ての学部が世田谷区の駒沢キャンパスにあり、学生たちは皆同じ場所で学んでいます。
この“4年間ワンキャンパス”という環境は、学生同士が仲間との一体感を深められるということに加え、職員側としても学生が分散していない分サポートしやすい体制です。
【仏教学部】があることや、仏教の教えを建学の理念にしていることから、“仏教”に特化したイメージがあるかもしれませんが、実際には総合大学として多彩な教育・研究を行っています。
学生の特長としましては、「友好的で協調性がある」「誰かのためにと考え、実際に行動に移すことができる」という点が挙げられます。人と接する時のバランス感覚が良いように感じますね。
長い歴史の中で本学を巣立っていったOBが全国各地で活躍していますが、様々な価値観を持った人材として評価をいただくことが多いです。

相談に来た学生さんたちへ親身になってアドバイス。
こちらはキャリアセンターの関川さん。

＜一年生＞
官公庁の方をお呼びしての公務員ガイダンス、キャリア講座、しごと研究講座などを行います。一年生のうちから「世の中にはいろんな仕事がある」ということを知ってもらうのが目的です。
実際に様々な仕事に従事している方と会って話を聞くことで、仕事に対するリアルなイメージを抱いてもらいます。

＜2年生＞
一年生の時の動きに加え、インターンシップが入ってきます。

＜3年生＞
4・5月に就職ガイダンスを行い、夏前に面談カードをもとに就職希望者全員と面談を行います。この時点では、「まだどういう仕事に就きたいかわからない」という学生が多いですね。学生は自分が知っている職業の中からしか選べない傾向にあるので、職業について“知る量”を増やしていくようサポートします。そして、個人個人の考え方や価値観を考慮しながら、個別で指導を行っていきます。
しごと研究講座・就活集中セミナーなどは定期的に開催。企業の方にお越しいただき、様々な業界・職種について紹介していただきます。
それ以外にもエントリーシートの書き方・面接対策などについての講座も行っています。

今は情報が多すぎるせいでしょうか、すぐに答えを知りたがる学生が多いように感じます。
就職活動に関しても、「このやり方で合っていますか？」という聞き方をしてくる。そういった学生には、もっと自分の力で調べたり、考えたりしてみたらどうかと話しています。
私たちが学生に伝えたいことは、社会には様々な仕事があり、興味関心を持てば可能性は広がる、ということ。セミナーやガイダンスなどで、多種多様な業界・職種に触れる機会を多くつくっているのも、そういった思いがあるからなんです。
学生が将来の選択肢を増やし前向きに動いていけるよう、一人ひとりに合ったアドバイスを心掛けています。

「人のために動くことができる」「知識だけでなく、実際に行動に移せる」というのが、本学の学生の良いところだと思います。
学生たちはまだまだ未熟ですが、その分伸び幅があります。社会に出た時に必要とされる協調性や我慢強さなどを持っている学生が多いので、“これから”の可能性や潜在的な部分を見ていただけたらと思います。よろしくお願い致します。