キャリアセンター長・大沼さん(写真左)と長岡さん(写真右)。キャリアセンターでは計4名のスタッフが学生をサポートしています。
本学には、学園の創立から80年以上経った今でも脈々と受け継がれている伝統があります。それは、学科に関係なく必修の授業として行われている「聖書」「国際」「園芸」の3科目。中でも「園芸」は珍しい分野として注目を集めています。
「園芸」の実体験学習では、キャンパス内に留まらず、街中に出て花壇の花の植え替えなども行っています。授業の成果としては2つあり、1つは植物を育てるという経験を通じて命の大切さを学べるということ。もう1つは、共同で作業を行うことで責任感が芽生えるということ。水やりなどの作業を友人と分担して行っているため、「相手に迷惑が掛かるから、この授業だけは絶対休めない」という学生もいるんですよ。
また、卒業生からは、社会に出てからも職場に花がないと飾りたくなったり、子どものお弁当を作る時に野菜の産地が気になったりする、という話をよく聞きます。「土に触れる」という体験が、学生たちの心の中に深く根づいているようです。
≪少人数教育にもこだわっています≫
少人数教育を大切にしている本学では、100名以上の授業に制限を設けており、全体の90%の授業が50名以下、という構成になっています。
教員との距離が近いので、「先生が自分のことを見てくれている」という実感を学生が持ちやすい環境です。また、クラスの人数も少ないため、学生同士互いに気遣えるアットホームさがあります。