キャリアサポートセンターの鈴木さん。
長年にわたって企業で勤務してきた経験が、今の仕事にも生きているという。
聖学院大学の1学年の人数は600名。どの学科でも少人数教育が行われており、学生と教職員の距離が非常に近いのが特徴です。
もう一つの特徴は、キリスト教主義の大学ということです。火曜から金曜まで実施されている全学礼拝の参加率も高いですし、スクールモットーである「神を仰ぎ、人に仕う」ということばは、クリスチャン以外の学生にも浸透しています。
この「神を仰ぎ、人に仕う」というモットーは、社会に出て働く際に、次の2つの考えへとつながっていきます。1つは、「サーヴァント・リーダーシップ」。「人の上に立とうとする者は、人に仕える者になりなさい」という福音書のことばからきている考え方です。もう1つは、「Only one for others」。直訳すれば、「他者のために唯一の存在」ということですね。
聖学院大学の掲げる教育方針には、人に仕える存在としての人材育成という考え方が含まれているのです。
■■聖学院大学の学生の特質■■
聖学院大学の学生は、体育会系のタイプというよりも、人の調和の要になるような人材が多いですね。就職した企業の方々からも、そうした評価をいただいています。
例えば営業職でも、なにがなんでも目標を達成するんだとガッツを前面に出すタイプではありません。得意先にかわいがられながら、自然と業績が上がっていくタイプが多いですね。