響き合う 人ｘ企業 JOBRASS新卒

大阪青山大学・大阪青山大学短期大学部は、「わが国の文化と伝統に基づいた感性を磨き、知性、倫理性、及び創造性を備え、高い志をもって努力する専門的職業人を育成すること」を目的として設立し、短期大学部は48年目、大学は10年目を迎えました。建学の精神である「高い知性と学識と豊かな情操を兼ね備えた品位ある人材の育成」に基づき、「少人数で丁寧に行う教育」「本物に触れる教育」を行っており、大学は健康栄養学科、子ども教育学科の2学科、短期大学部は、幼児教育・保育科、調理製菓学科の2学科があり、それぞれ管理栄養士、幼稚園教諭・保育士、調理師、製菓衛生師といった資格の取得を目指しております。
短期大学部はこれまで関西圏の幼稚園・保育園に多くの人材を輩出して参りました幼児教育・保育科が今年度をもって募集停止となりましたが、大学の子ども教育学科にて小学校教諭、幼稚園教諭、保育士を目指せる様になっております。また、2015年度より大学に看護学科が新設され、食・健康・教育に加え医療分野も目指せるようになりました。資格を持って社会で活躍することが本線ですが、専門性を高めると同時に、しっかりした社会人としての素養を身につける教育にも力を注いでおります。学内にある「青山レストラン」では、健康栄養学科、調理製菓学科の学生が自分たちでメニューを考え、原材料を仕入れるところから企画したランチを提供してくれるなど、実践に即した学びの機会を数多く提供しております。

学生支援センター進路支援課、課長の武藤さん（左）、山口さん（右）。「就職は本人次第。ですが、舞台を与え、十分なスキルをつけさせるのが私たちの責任です」

キャリア教育は、1年生から始まります。コミュニケーションの取り方など、さまざまなプログラムを用意しておりますが、本線はあくまで資格の取得です。学科ごとに目指す業界が異なるため、それぞれの学部や、教職関連であれば教職支援室、保育・教職支援室といった専門部署でサポートして参ります。オリエンテーションや就職ガイダンス、業界説明会も学科が主導して支援をして参ります。
学生が、進路支援課と隣接するキャリアサポート室を利用するのは、大学3年次、短大2年次になって就職活動を始めるときです。積極的に来てくれる学生もいますが、学科の実習やカリキュラム内容で就職活動に専念する時間がなくスタートが遅くなることがあります。各学科の実習やカリキュラム内容が濃いため、就職活動というところに目が向くのが遅い傾向にあります。そのため、学部学科と連携し就職への意識を高めるために様々な取り組みを行っております。また、就職活動の状況によっては、教職から一般企業へと志望を変える学生も後半から出て参ります。そこから本人の希望を聞き、橋渡しをしていくのが私共進路支援課です。同時に履歴書の書き方や模擬面談などを細かく指導したり、他部署と連携を図ってサポートを行っております。
進路支援課、各学科、クラス担任の三者の中心に学生を置いて、進路状況を把握するようにしております。進路が決まるまで細目に電話やメール、時には直接面談するなどしてコミュニケーションを図り、親身なサポートを心掛けております。支援を通して「我々はいつも君を見ていますよ」と学生に伝えることで、ほど良いプレッシャーと安心感を与えております。
また、4年ほど前から関西圏の中小企業を中心に企業訪問を行っております。我々が企業の人事担当者様に直接会って関係を強化していくことで、タイムリーな就職情報を取得し現役生は元より、既卒生の就職も支援できるようになっております。進路支援課職員で年間400～500社ほど回り、企業様との関係の構築を図っております。

学生が目指す業界ごとの求人情報や自由に使用できるＰＣが置かれたキャリアサポート室。ここでの手厚いサポートが、高い就職率につながっている。

基本的に仕事というのは厳しいもの、甘くないということは、常々伝えております。周りの友人が決まったからといって、焦る必要もありません。自分の気持ちをしっかり持って、ここぞというときにそれぞれが納得できる決断をしてくれればいいと思います。そこに対して我々がアドバイスし、スキルをしっかりとつけさせて参ります。面接など緊張する場面では、誰でも完璧にはできません。ですが、挨拶だけはしっかりするように、また相手の目を見て話をしっかりと聞き、コミュニケーションを取るようにとは常々伝えております。

食・健康・教育・医療と、資格を取得して卒業する本学学生がお世話になる企業は、どちらでも礼儀やコミュニケーションが重要になると思います。本学の学生は、専門的な技術や知識を学ぶだけでなく、入学時から挨拶と礼儀、コミュニケーションについても、しっかりと教育指導しております。
「少人数で丁寧に行う教育」「本物に触れる教育」で、しっかりとした社会人を育て、送り出しますので、是非本学の学生を採用して頂きたくお願い申し上げます。