響き合う 人ｘ企業 JOBRASS新卒

大阪経済法科大学は、「経済学部」「法学部」の2学部3学科で構成された大学です。2015年4月からは大学院経済学研究科も開設され、2016年度からは国際学部（設置認可申請中）も新設する予定となっています。「経済と法律という2つの学問の修得による人格の形成」、「実学の精神を持った人材の育成」そして「人権の伸長と国際平和への貢献」という建学の理念のもと、緑豊かな花岡キャンパスと2012年に開校した都市型の八尾駅前キャンパスのＷキャンパスで、約2千5百人の学生が自らの目標に向けて学んでいます。
特に警察や消防など公務員を志望する学生が多いほか、法曹関連や会計職といった難関の国家資格試験合格や大学院への進学を目指す学生が数多く在籍し勉学に励んでいます。この様な公務員志望者、難関資格や大学院進学を目指す学生に対しては、学内において特修講座（Sｺｰｽ）を開講し手厚い支援を実施しています。この特修講座は学内選考はありますが、Ｗスクールをしなくても無料で学べるため非常に好評をいただいています。
大学のカラーとしては、例えれば南国の海で泳いでいる魚のような、大なり小なり色とりどりの個性を持った学生が集まっているかと思います。また、入学当時から大学生活での大きな目標や目的を持った学生が多く、自分の将来に向けての強い目的意識とその実現に対する積極的かつ行動力のある学生集団の様に感じられます。

八尾駅前キャンパスの11～12階には、建物を象徴する楕円形の図書館があり、パソコンが使える自習コーナーも設置されている。

入学時の1年生から、正課科目で将来のキャリアデザインについて考えます。キャリア形成科目の「キャリア開発Ａ・Ｂ」では、「働く」とはどういうことか、どのような大学生活にすれば良いかなど、社会を知り、職業について考えます。様々な職業や業界を知ることで将来の選択肢を大きく広げていきます。2年生では自己理解と社会理解、職業理解を深めるため、少人数による演習形式の「キャリアデザイン演習Ａ・Ｂ」が開講されています。この演習では生涯のキャリアへの意識を高め、自分の持つスキルや将来ビジョンを照らし合わせ、これからの望ましいスキルアップを計画していきます。社会で重要となる「社会人基礎力」についても理解を進めていきます。就活本番の年となる3年生では、より具体的に業界や仕事についての分析などを行なう「キャリア演習Ａ・Ｂ」が開設されており、実践的なカリキュラム（グループワークや模擬面接等）で実施しています。また、この演習では社会で活躍する卒業生による講演会なども行ない、先輩から実際の仕事に対する知識も吸収できる環境となっています。
そのほか、キャリア支援課が行なう特徴的な取り組みとしては、2泊3日の合宿で就活スキルを集中的に特訓する「就勝実践Camp」があります。企業が求める人材像についてのガイダンスに始まり、ビジネスマナー講座、グループディスカッション、企業の採用担当者によるフィードバック付き模擬面接などプログラムが盛りだくさんの合宿です。参加した学生の多くはスキルアップを実感するだけでなく、その後も前向きに就活に取り組んでくれています。また、女子学生支援として、自立した女性を目指して自身を磨き、将来にわたるキャリアをデザインしていく「Be磨女（び－まじょ）会」という女子学生専用のキャリアサークルを立ち上げ、多様化する女性のワークスタイルについても理解を深めて就活本番に備えています。

キャリア支援課係長の江川さん。積極的に学生と関わり、１人ひとりの個性を尊重した支援を心がけている。

感じ方や考え方は人それぞれ違います。私個人としては、監督を務める硬式野球部の選手に対し「巡り合ったチャンスを掴む者は、そのチャンスを掴むために積み重ねてきた準備ができている者」と常日頃から伝えています。様々なチャンスは平等に巡ってくると思います。そのチャンスと巡り合ったときに、いかに対応できるかどうかが重要。就職活動においても、筆記試験や面接、また採用担当者という相手があってのことなので、巡り合うまでにしっかりと準備を整えておくことが大切です。そのためには、まず自らが「自分の弱点」に気付くことも大事だと思います。また、就職活動の本番を迎える頃、自らの自信となるものを得るために、大学生活を通して何でも良いので一つのことをやり遂げてほしいと入学当初から伝えています。

大阪経済法科大学の学生は、自らの目標に対して粘り強く取り組む学生が多く、その粘り強さは企業人としてきっと良い戦力となると思います。また、充実した大学生活での様々な体験や経験に大きな自信を持っており、自らの個性と経験を兼ね備えバイタリティーに溢れる学生が多いのも「強み」と言えます。キャリア支援課としましては、この様な学生と企業との出会いのパイプ役となり、今後、様々な支援行事を企画し実施してまいります。どうか本学の学生カラーをご理解頂き、是非、ご参画頂ければと思います。