響き合う 人x企業 JOBRASS新卒

学生の就職活動を応援 大学キャリアセンターインタビュー

vol.

01

麻布大学

我が校の特徴
「人と動物と環境の共生をめざす」というキーワードで結ばれた
学生同士の絆が強いアットホームな大学
設置学部
【獣医学部】獣医学科、動物応用科学科
【生命・環境科学部】臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科
麻布大学

大学の紹介・学生の特色

広々としたキャンパス内では、学生が日常的に動物と触れ合っています。

本学では、専門的な教育を行っているということもあり、「獣医になりたい」「臨床検査技師になりたい」「食品関係の仕事がしたい」など、目的意識を持って入学してくる学生が多いですね。
1学年600人程度というそれ程大きくはない規模がプラスになっており、親身になった指導ができていると思います。
先輩・後輩の結びつきも強く、クラブやサークル活動も活発。新入生の歓迎会や大学祭など、積極的に取り組む学生が多いんですよ。理系の大学ということもあり、「研究室」ならではの絆の深さがあるのでしょうか。自分の在学中には結果が出なかった研究を下の代に引き継いでもらうこともあるため、つながりが絶えないようです。
キャンパス内には様々な動物もいますし、学生が犬を散歩させていたり、馬の訓練をしていたりと、アットホームな環境です。

キャリア支援の取り組み

学生支援課 久門さん(写真左)・白石さん(写真右)

入学後1ヶ月位の時期に『職業適性試験(性格診断)』を実施。
目指している方向が自分に合っているかどうか、また考え方や行動を目指す方向に近付けていくにはどうしたら良いかなどのアドバイスを行います。

2年生からは授業の中にキャリア形成講座などが入ってきますし、牧場実習なども行われます。「獣医になりたい」と一言で言っても、入学する前は犬や猫くらいしか触ったことがない学生もいますので、入学してから牛や馬、豚などと接する機会をつくり、視野を広げられるようにしています。

3年生からは企業実習も実施。本学では、“インターンシップ”という言葉が広まる前から就業体験を行ってきたという背景があり、頻繁に行われています。

今、専門的に学んでいることを、どのように社会で活かすことができるのか。
それを早いうちから体験してもらいたいですね。

また、県外の就職を希望する学生も多いので、就職活動の際にはその点も支援しています。

学生にアドバイスしていること

例えば、動物病院だけが【獣医】の就職先ではないし、食品生命科学科で学んだことを活かせるのは【品質管理】の仕事だけではありません。
学生たちには、自分が学んだことをどこで活かせるか、もう少し幅広く考えてみてもいいのでは? とアドバイスしています。
初めは、どうしても名前を知っている企業の中から就職先を選ぼうとする学生が多いんですね。プロモーションなどをあまり行っていなくて、学生が名前を知らない企業の中にも、業界内でのシェアが高かったり、素晴らしい事業を行っている企業がたくさんある。そのことを伝えています。

また具体的な業務内容ではなく、「品質管理の仕事がしたい」という風に“職種名”に憧れを持っている傾向もあるので、もっと業界を広く見て、いろいろな仕事があることを知ってほしいと思っています。
学科によっては、“ジェネラリスト”として広く身につけた知識を応用できる場がたくさんあると思いますので。

企業へ向けてのメッセージ

企業が学生に求めるものとして、よく“コミュニケーション能力”があげられますよね。
「自分は話すことが苦手だからアピールできるところがない・・・」という風に考えてしまう学生もいるのですが、例えば獣医学部の学生であれば、動物を観察し、気持ちを考え・理解して、順応させるという立派なコミュニケーションを日々行っているわけです。また、先輩・後輩の結び付きの中で培ってきたものもあると思います。
学生たち自身はそのことに気付いていないことが多い。その点をはがゆく感じますね。
企業の皆様には、一人ひとりと向き合って、採用活動を行っていただければ、と思います。

麻布大学

麻布大学

所在地 〒252-5201
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71
URL http://www.azabu-u.ac.jp
学部 【獣医学部】獣医学科、動物応用科学科
【生命・環境科学部】臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科
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