響き合う 人x企業 JOBRASS新卒

学生の就職活動を応援 大学キャリアセンターインタビュー

vol.

19

青山学院大学

我が校の特徴
ポテンシャルの高さに自信有り。
表に出さない努力と経験が、確かな人間力を培っています。
設置学部
■青山キャンパス
【文学部】英米文学科、日本文学科、比較芸術学科、フランス文学科、史学科
【経済学部】経済学科、現代経済デザイン学科
【経営学部】経営学科、マーケティング学科
【総合文化政策学部】総合文化政策学科
【教育人間科学部】教育学科、心理学科
【法学部】法学科
【国際政治経済学部】国際政治学科、国際コミュニケーション学科、国際経済学科

■相模原キャンパス
【理工学部】物理・数理学科、電気電子工学科、経営システム工学科、化学・生命科学科、機械創造工学科、情報テクノロジー学科
【社会情報学部】社会情報学科
青山学院大学

職員から見た学生の特長

「人と話をすることで、自分の気持ちが見えてくることもあります。学生さんには気軽に何でも相談してもらいたいですね」

大学生が内向き志向になっていると言われる現代。本学では留学やボランティアなどで海外に出ている学生も多く、意識が外に向いている割合は高い方だと言えます。
本学の学生はすごく努力をするし真面目です。しかし、それをあまり表に出そうとしないんですね。“額に汗して”という部分を見せたがらないように感じます。
キリスト教教育の関係もあるのでしょうか。「自分でやれることをやっているだけだから、敢えてアピールしない」という考え方のようです。

そこは校風として誇れる半面、就職活動をサポートする上ではもどかしくもあり・・・。エントリーシートにしても、様々な体験をしていて、書くことがたくさんあるように思えるのですが、“ボランティアをするのは当たり前だから”“留学と言っても短い間だから”などの理由で、「わざわざ書くほどのことではない」という答えが返ってきます。私たち職員からすると、それこそが本人の魅力だと思うんですけどね。

また、「青山学院の学生は同じ大学同士で群れることをしない」とよく言われます。同じ大学でかたまるよりも、皆と良好な関係を築いていきたいというタイプで、明るく誰とでもコミュニケーションを取れる学生が多いです。
卒業生が就職をした企業の方々からも、コミュニケーション能力やポテンシャルの部分を評価していただいており、とてもありがたく思っています。

進路・就職センターの取り組み

進路・就職センターの天野さん(写真左)と薮田さん(写真右)。学生さんをサポートしたい、という思いを熱く語ってくださいました。

【3年生対象】進路・就職ガイダンス、OB・OGによる仕事・業界理解セミナー、インターンシップガイダンス、エントリーシート講座、面接対策講座、公務員業務説明会、公務員試験対策講座、学内企業説明会、OB・OGによる模擬面接・・・等。

【4年生対象】リスタート就職ガイダンス、留学生のための就職ガイダンス、学内企業説明会、面接対策実践講座・・・等。

3年生の5月から様々な講座が始まりますが、学生の動きはスロースタートです。春のガイダンス出席率は34%程度、秋にようやく50%を超え、本格的な就職活動を前にして一気に目が覚めるような感じですね。インターンシップに参加したことで、働くことに対する意識が高まる学生もいます。
就活のペースとしては他大学に比べ非常にのんびりしていますが、それでも結果として高い就職決定率が出ているということは、学生の頑張りやポテンシャルの表れだと思います。

センターの利用状況

「センターには行かなくても大丈夫だよ」
先輩からそう言われて、進路・就職センターに一度も来たことがない、という学生もいます。また、「相談に行くなんてかっこ悪い」「今の時期に決まっていないと思われるのが恥ずかしい」という学生や、中には「相談料が掛かるのでは?」という誤解をしている学生もいます。
私たち職員が、進路・就職センターについての正しい知識や利用方法を広めていかなければならないのですが、もっと気軽に話をしに来てもらえたら、と思います。
確かに、誰にも頼らずに就職を決める学生もいますし、「自分の力で考えて行動してほしい」というのが私たちの願いでもありますが、困った時に相談に行ってみようと思ってもらえる存在でありたいですね。

私たちが出来るのは、まず学生の気持ちを解きほぐすこと。例えば、夏~秋にかけての4年生は就職活動に疲れているケースが多く、電話で状況を確認してみると「内定が出なくて、もう就活が嫌になった」と口にします。
そんな時には「一人で悩まずセンターに来て、自分の思いを吐き出してみよう、気持ちの整理をしてみよう」という話をしています。
追いつめられている学生に「就職」「就職」と言っても辛くなるだけですから、「少しだけ就活を休んでみては?」とアドバイスすることも。そんな時にも「大学に求人は来ているから大丈夫だよ」と必ず伝えるようにしています。
電話をきっかけにセンターに来てくれるようになる学生もいますし、公務員志望から民間企業志望にシフトした学生がひょっこり来てくれたりもします。きっかけは何にせよ、一人でも多くの学生の役に立ちたいというのが職員皆の願いです。

可能性を広げるために

就職活動を始めたばかりの頃は、「マスコミがいい」「金融に行きたい」など、業界を絞りたがる学生が多いのですが、私たちは「今しか見られないから、他の業界もいろいろ見てみよう」というアドバイスをしています。
合同企業説明会などでも、学生は自分の興味がないところには頑なに行かない、という傾向があるので、まずはいろいろな企業の話を聞いてみるよう勧めています。
「幅広く業界を知っておいた方が良いのでは?」という言葉を受け入れ、金融機関→商社→インフラ→サービス業→メーカーなどを自分の目で見た結果、最終的に自分のやりたいことに気づいた学生もいました。何度も質問に来て、その都度行動に移していく学生でしたので、希望のメーカーに内定が出た時は本当に嬉しかったですね。

また、本学ではOB・OGが協力してくれて、業界研究セミナーや模擬面接などを行っているので、その際に「会社に入って、今こういう楽しい仕事をやっているんだよ」と後輩たちに伝えてもらうようにもしています。
視野を広く持って、世の中には様々な仕事があることを知り、学生一人一人に可能性を広げていってほしいですね。

取材時センターにいた4年生の声

「12月に就職活動を始めた当初は、物事を自分で決めていきたいという気持ちがあって、最初からセンターを利用しようとは思っていませんでした。でも、最終的には自分で決めるにしても、他の人に相談してみることも必要なのではないかと思って・・・。その時に、大学には進路・就職センターがあるんだと気づいて、途中から利用し始めました。センターの方にはすごく優しくしてもらい、無事に内定も決まりました。
センターのことをよく知らない後輩もいると思うので、教えてあげたいと思います」

青山学院大学

青山学院大学

所在地 【青山キャンパス】
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25

【相模原キャンパス】
〒252-5258 神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
URL http://www.aoyama.ac.jp
学部 【文学部】英米文学科、日本文学科、比較芸術学科、フランス文学科、史学科
【経済学部】経済学科、現代経済デザイン学科
【経営学部】経営学科、マーケティング学科
【総合文化政策学部】総合文化政策学科
【教育人間科学部】教育学科、心理学科
【法学部】法学科
【国際政治経済学部】国際政治学科、国際コミュニケーション学科、国際経済学科
【理工学部】物理・数理学科、電気電子工学科、経営システム工学科、化学・生命科学科、機械創造工学科、情報テクノロジー学科
【社会情報学部】社会情報学科
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