響き合う 人x企業 JOBRASS新卒

学生の就職活動を応援 大学キャリアセンターインタビュー

vol.

31

大阪学院大学

我が校の特徴
実践的な人材を育成する総合大学。
スタッフ・教員・在学生が一体となった高い就職支援力を誇ります。
設置学部
【商学部】商学科
【経営学部】経営学科、ホスピタリティ経営学科
【経済学部】経済学科
【法学部】法学科
【外国語学部】英語学科
【国際学部】国際学科
【情報学部】情報学科
大阪学院大学

大学の紹介・学生の特色

本学の歴史は、大阪最古の関西経理専門学校であり、その前身は1940年に創設された関西簿記研究所に始まります。建学の精神である「教育と学術の研究を通じ、広く一般社会に貢献し、且つ人類の福祉と平和に寄与する視野の広い実践的な人材の育成」を目的とし、実学をキーワードにした実践的な教育に取り組んでいます。
20年ほど前から留学や語学教育と言った国際化が叫ばれ、本学にも国際学部が誕生しました。以来、語学教育にもより一層力を入れています。2002年には、語学に興味のある学生が学部・学年に関わらず異文化交流できる、I-Chat Lounge(アイチャット・ラウンジ)をオープンさせました。常駐するネイティブのスタッフと、ゲームや季節のイベントなどを通じて英語でコミュニケーションを図ることができるほか、TOEICのスコアアップを目指すTOEICセンターを併設しています。2013年4月には語学教育研究所を発足し、真の国際人の養成を目的とした実践的な語学能力の向上に取り組みます。プログラムの講義はすべて英語で行われますので、世界で通用する実践的な語学能力に加え、質の高いコミュニケーション能力やグローバルマインドの修得が期待されます。海外留学や海外でのインターンシップ、大学院進学のほか、国際的に活躍できる仕事や幅広い業界・分野での就職に役立つ実践的な力が身につきます。
また、エクステンションセンターも充実させています。簿記やIT関連、公務員など、大学に通いながら学内で資格取得が目指せます。Wスクールより時間や金銭面で余裕ができることも魅力です。学部の授業以外でも学べる環境を整え、可能性を広げてあげることでスキルアップを後押ししています。
学生の特徴としては、おおらかで素直、やさしい学生が多いですね。

キャリア支援の取り組み

約109万冊の蔵書を誇る図書館。最新の資格や就職関連の書籍も多数そろう。

私たちと新入生が初めて出会うのは、ゼミ単位で実施される学内の見学ツアーです。就職支援の概要や就活状況を簡単に説明し、デモのお金を用意してアルバイトと正社員の生涯賃金を比較・体感してもらっています。1年生にとって就活はまだイメージがつきにくい先の話ですが、就職活動はしっかりやらないといけない、そこに向けて何か始めなければいけないと気づいてくれればいいですね。また、1年次からキャリアデザインの選択授業が始まります。
2年生以降はゼミ単位で授業の中でガイダンスを行うほか、インターンシップも始まります。3年生では説明を聞いているだけの座学でなく、学生自らが自主的に動かなければいけないワークショップや履歴書の添削が始まります。学生が参加できるチャンスを増やしたいので、イベントや行事は毎週何かしらやっていますね。クラブ活動をしている学生の元には、こちらから出向いて行ってガイダンス等を行っています。クラブに打ち込んでいる学生はスタートが遅れてしまうことがあるため、気後れすることのないよう、特に、消防や警察など体育会系の学生を求める企業や団体に来ていただき、クラブ単位でお話しいただいています。
また、内定が出た4年生に約半年間、ボランティアでキャリアチューターをお願いしています。「自分がそうしてもらったから後輩にもやってあげたい」と言って来てくれる4年生もいるんですよ。相談ブースに来てもらったり、セミナーで体験談を話してもらったり、直前に就活を経験した、よりリアルな話が聞けると好評です。キャリアチューターにはカウンセリングの研修も受けてもらい、責任を持ってやってもらっています。
キャリアセンターだけでなく、ゼミやクラブと教職員、先輩が力を合わせてアドバイスやサポートを行っていることが、「就職支援力の高い大学ベスト20(2012年夕刊フジ)」への選出など、各方面から評価いただいている理由かもしれません。

学生にアドバイスしていること

キャリアセンター課長の橋本さん(左)と竹原さん。「内定が出た学生は変化があります。企業を受けるうちに礼儀やマナーが自分のものになり、内定が出る頃には大人になっていきます。その瞬間が見られたときは、うれしいですね」

履歴書や面接でうまく表現できない学生でも、何かしら一所懸命取り組んでいるものがあります。クラブだったりバイトだったり、趣味かもしれません。それをうまく引き出して就職活動のきっかけにつなげてあげる、自信を持たせてあげるようにしています。
競争の少ない時代に育ち、失敗や不合格の経験がないまま、就活で最初の挫折を経験する学生が多くいます。2社受けて2社ダメだったと落ち込んでしまうのではなく、最初の失敗体験こそ、しっかり考えさせるようにしています。最初から内定が出ることの方が少ないわけで、そうやって成長してきた学生を私たちはたくさん見てきているので、失敗をかばうのではなくきちんと受け止めてから、その理由を考えて次に生かせるよう、前向きにフォローをしています。
キャリアセンターという看板を掲げていますが、実は、「やりたいことが分からない」といった人生相談も多いんです。卒業後もキャリアセンターに遊びに来てくれる学生がいますし、センターと学生の間には強い絆があると感じます。スタッフは学部やクラブ単位で担当を持っているので、顔と名前を覚えてもらいやすいんだと思います。一旦相談を受けたら、できる限り同じ担当者が話を聞くようにしています。大学側から呼び出されたら怒られると思う学生もいるようですが、そんなことは決してないので、何か困ったことがあれば相談に来てほしいですね。

企業へのメッセージ

面接では、緊張するあまり持ち味を十分発揮できない学生が多いかもしれません。ですが、採用いただくと、やさしさや気遣いといった相手への思いやり、親御さんへの感謝など、いい持ち味を発揮して企業のために頑張れる学生です。学力だけでなく、ぜひそういった部分を見ていただきたいですね。(課長 橋本さん)
本学の学生たちを見ていて、自分の後輩にしたいと思うくらいです。面接官の方も、この学生と一緒に仕事をしたらどうか、という視点で面接されると思いますが、自信を持って推薦できる学生ばかりですので、学生からいい部分を引き出していただきたいと思います。(竹原さん)

大阪学院大学

大阪学院大学

所在地 〒564-8511 大阪府吹田市岸部南2-36-1
URL http://www.osaka-gu.ac.jp
学部 【商学部】商学科
【経営学部】経営学科、ホスピタリティ経営学科
【経済学部】経済学科
【法学部】法学科
【外国語学部】英語学科
【国際学部】国際学科
【情報学部】情報学科
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