株式会社コンシェルジュ　大阪いずみ市民生協グループ

バイト時代の楽しかった印象から、スーパー業界へ。

大学では法学部で法政策学を学びました。車が趣味なので、就職活動の際はその方面に行くことも考えましたが、記憶にずっとあったのが学生時代に経験したスーパーでのアルバイト。主に夜の売り切りをしていたのですが、常連のお客様とのコミュニケーションがとても楽しくて、お客様に名前を覚えていただいたことや、忙しいときはお惣菜の簡単な調理をさせていただいて面白かったことがずっと印象に残っていました。就活で『コンシェルジュ』がコープのスーパーを委託運営していて、安全な食品にこだわっているということを知り、同じスーパー業界で働くのなら、安心で安全な商品を届けられる会社で働きたいと思ったのが『コンシェルジュ』を選んだ一番の理由です。

売場づくりを第一優先に。点検、整理、補充をしっかりと。

出社してすぐは売場の整理をしたり、その日のチラシ商品のPOPを取り付けます。お肉を切り、オープンの9時になると、一度売場に出て価格や商品名が間違っていないかをチェック。商品が揃っていない売場は商品を追加します。中での作業はお肉の加工、ラップ、ラベル貼り、ミンチ、ローストビーフなどの即食系の調理、鶏肉のタレ漬けなど簡単調理のポジションに分かれていて、パートナーさんたちと分担して作業します。お昼休憩から戻ってからは、売場を見て追加作業がないかを判断し、次の日の準備の仕込みをします。売場を第一優先で考えているので、落ち着いて売場もきれいに揃えてから夕方からは事務作業をします。フェース表という棚割り（売場の図面）があるので、次の日のチラシ商品の価格を入れたり、在庫を見ながら商品をはめ込んでいきます。

「すごいなぁ」とお客様が驚く商品を作るのが楽しみ。

お客様からご注文をいただいてカットするオーダーカットも多いので、切って召し上がっていただいたときに「おいしかったわ」「プロに聞くと違うわね」などと言っていただけるとうれしいですね。お客様があっと驚かれるような見世物商品も自分でいろいろとアレンジして作っています。基本的には見本がないので、そのときの在庫の状況などを見ながら、焼肉のセットやステーキのセットなど、お値段も5千円、6千円するような商品ですが、それが売場に並んでお客様に見てもらったときに「すごいなぁ」と言っていただいて、飛ぶように売れていくとますます楽しくなります。

技術は数をこなして習得。実際に自分で味わって学ぶことも。

技術的には基本は先輩から教えていただいて、あとは数をこなして自分で覚えていきました。包丁を入れるところを少しでも間違えるとまったく違う形になってしまったり、もちろん失敗も数えきれないほどありました。牛肉だと10キロくらいのかたまりで届くんですが、焼肉用に取れる部分や、固いので切り落としにしかできない部分など様々なので、実際に自分で買って味わったりしながら知識を増やしていきました。

忙しいときはチームワークで作業をこなし、落ち着くと和やかな雰囲気に。

今、コープ岸和田店の畜産部門は全員で26人います。高校生のアルバイトから50代まで、年代を越えて仲がいい職場です。忙しいときはみんな気を引き締めて、どんどん作業をしているのですが、ピークが落ち着くとコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をしています。

任せてもらえる分、目標も大きくなります。