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東山・名刹を訪ねて

東山・名刹を訪ねて

コース

清水寺 高台寺 三十三間堂 泉涌寺 東福寺

所要時間 5~6時間

清水寺

清水の舞台から望む絶景

清水寺

京都観光の中心ともなる「京洛屈指」の名刹。また、西国三十三カ所めぐり第16番札所として、善男善女が訪れます。

秘仏十一面千手観音立像を本尊とし、33年ごとにご開帳されます。国宝の本堂を初め、仁王門や三重塔などの重文建造物と、成就院庭園(名勝)が世界文化遺産に登録されています。

高台寺

豪華な蒔絵に彩られた“天下人”の菩提寺

方丈、書院、開山堂、霊屋・・・高台寺の境内にならぶ伽藍は、そのどれもが桃代時代を代表する寺院建築。豪華な蒔絵が施された絢爛豪華な内観は、「高台蒔絵」の名で知られる日本の漆工芸美術の頂点。訪れる人々はみな、この美しさに見とれてしまうとか。

派手好みで知られた豊臣秀吉の菩提寺だけのことはあり、この寺の一番の見どころは、豊臣秀吉とその妻である北政所を祀る霊屋。境内の一番奥にある建物です。内部には秀吉と北政所の木像が安置されています。注目したいのは、木像を置いた厨子や須弥壇に施してある「高台寺蒔絵」。その高度な技巧は、日本に数ある漆工芸美術のなかでも最高傑作との評価も高いです。

高台寺は、慶長10年(1605)北政所が秀吉の冥福を祈って建立し、北政所も出家して、高台院湖月尼を名乗るようになる。徳川家の手厚い保護を受け、寺観は壮麗を極めたといいます。

三十三間堂

1千1体の観音像と118mの建物が迫力

三十三間堂

細長い本堂内にたたずむのは、1001体を数える千手観音立像。観音群像の並ぶ内陣の柱間が、33間あることからこの名で知られます。正式名は蓮華王院です。山の妙法院の境内仏堂。

内陣の中央須弥壇に安置されている本尊千手観音坐像は、鎌倉時代の仏師湛慶の作。千手観音立像も湛慶によるもので、その中には、会いたいと願う人の顔が必ずあると伝えられています。情豊かな二十八部衆立像とともに、鎌倉期の仏像美術をじっくり鑑賞できます。

泉涌寺

境内に残る王朝絵巻の雅

古くから御寺と呼ばれるほど皇室と深い関係を持っています。境内の月輪綾、後月輪綾には、後水尾天皇以降歴代14代にわたる天皇陵を含めて、25もの綾墓が鎮まっています。

大門の正面にある仏殿は、徳川家光の再建。運慶作と伝えられる釈迦、弥陀、弥勅の三尊を安置し、天井に狩野探幽の画を残し、天井画は狩野山雪の筆。見逃せないのは、観音堂の楊貴妃観音像。唐の皇帝玄宗が楊貴妃に似せて造らせたと伝え、なるほど匂いたつような美貌の観音です。

寺の起源は、弘法大師空海が法輪寺という小寺を建てたのが起こりです。建保6年(1218)宗より帰朝した月輪大師が再興、その時に境内より清泉が湧き出たので、泉涌寺と改名したと言われます。

東福寺

紅葉の美で知られる京都最大級の寺院

東福寺

奈良の東大寺と興福寺から一字ずつとって寺名としました。嘉禎2年(1236)摂取九条道家が、両寺になぞらえて建立。完成まで20年近い歳月をかけ、壮大な伽藍をきわめました。

山の山腹と渓谷を利用した境内には、国宝の三門から昭和9年落成の本堂、重要文化財の禅堂・堂方などが続き、鎌倉・室町期の禅宗建築様式そのままに立ち並び、諸堂宇を有する方丈や25の塔頭をもつ禅寺の巨刹です。

方丈庭園は鎌倉時代の手法を用いた昭和の枯山水。角石と塔とが描く市松模様の北庭はよく知られています。本堂と開山堂を結ぶ通天橋の一帯は、洗玉潤と呼ばれる渓谷で紅葉の名所です。