スタッフインタビュー詳細

ICUで14年。この職場が大好きです。魅力は助け合える人間関係。

看護助手(看護補助員)
看護師さんが仕事がしやすいように。気配り心配りを大切に。

平成14年7月からICUで看護助手をしています。患者様はほとんどが重度の方なので私が関わることはほとんどありません。もし、患者様から「これをして欲しい」と頼まれても私が直接してさしあげることはできないので、看護師さんに「今、こう仰っています」とお伝えします。看護師さんが「わかりました」とすぐに行ってくださるので、勝手な判断をすることは一切ないですね。

ICUでの仕事としては、物品管理が主になります。シリンジ(注射筒)や薬剤など、取り扱う物品の量が多いので、看護師さんが仕事がしやすいように色々な物を揃えることが中心です。

朝一番は患者様のお茶がいるのでお茶を作ったり、救急カートの中にモノが入っていないと様態が急変されたときに困るので確認したり、薬剤が空になっていれば補充します。他にもタオルなどのリネン類を揃えたり、必要な器具や備品を取りに行ったりしていると、あっという間に時間が経ちます。

一番大切にしているのは、看護師さんが仕事がしやすいように機転を利かせたり、気配り心配りができればと思っています。看護師さんのサポートとして、今これが必要だなと気づくと持って行くようにしています。全て看護師さんの補助で、メインですることは一切ありません。「看護助手(看護補助員)」と言うと、オムツ替えもしないといけないイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんが、こちらの病院ではそこまではしていません。確かに、オムツ替えの際に体の大きな方だと「支えるのを手伝って」と頼まれて、お手伝いすることはありますが、メインで「一人で替えてね」と言われることはないですね。

「何か仕事ある? 私たちもするよ」看護師さんに助けてもらうことも。

ICUは看護師さんが30人ほどおられて、看護助手(看護補助員)は私一人なのですが、色々な方から次々と仕事を頼まれるということはなく、リーダーが一人いて、その方がほとんどの指示を出してくれます。時々、他の方から「あれを取ってきてほしい」と頼まれることがあっても、あれもこれもということはないですね。

逆に、看護師さんも気を配ってくださるので、居心地のいい職場です。看護師さんが忙しいときは一緒に忙しいのですが、看護師さんが少し落ち着いているときは「何か仕事ある? 私たちもするよ」と声かけをしてもらっているので、すごく助けられています。

この部署でずっと働きたい。意見を伝えるとすぐに対処してくれる職場です。

この部署で勤めて14年目になりますが、この職場の魅力はICUの人間関係です。年1回、意向調査を出して部署異動の申請ができるのですが、ここのスタッフが好きなので「部署の異動はいりません。ずっとICUで働きたいです」と常々、お伝えしています。

他にも、ここは意見を言いやすい職場なので「こういうことが気になる」という点があれば「こうして欲しいです」と伝えたことに対しては、すぐに対処してくれるところも働きやすさにつながっています。

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