スタッフの声
Staff Voice
警察官から理学療法士へ。
職種は変わっても「人の役に立ちたい」想いは変わりません。
職種は変わっても「人の役に立ちたい」想いは変わりません。
理学療法士を目指したきっかけは?
「人の役に立つ仕事がしたい」と、前職では警察官をしていました。そのころ空き時間で参加していた老人ホームのボランティア活動で、はじめて理学療法士の方と出会ったのですが、一人ひとりとしっかり向き合う姿勢、喜ばれる患者様を見て、私もこんなふうに誰かに「生きる目的」を与えたい、誰かの「生きる力」になりたいと思うようになりました。一人の方とじっくり関われること、こちらが一生懸命すればするほど、変化していただけるというやりがいにも惹かれて、警察官を辞めて専門の大学に通い勉強を始めました。
京都大原記念病院を選んだ理由はなんですか?
知り合いで京都大原記念病院に通っていた患者様から、「リハビリのレベルも高いし、優しい人が多い病院だよ」と聞いていたので、見学に行かせていただきました。そのときに出会った方々はみなさんとても親切だったので、ここで働けたら楽しいだろうなと思いました。
現在の仕事内容とお仕事のやりがいを教えてください。
ケガや病気などで体に障害のある人に対して、歩いたり座ったり、寝返りをうったり、日常生活を送る上で基本的な能力をあげていく訓練をしています。この基本的な能力が回復しなければ、自立した生活を送ることができず、生きる気力すらもなくなりかねません。理学療法士のやりがいは、そのような患者様に対して、精一杯全力を注げるところです。リハビリって、その人のためにやろうと思えばいくらでもできる、いわゆる上限がない仕事です。患者様を想う気持ちが大きければ大きいほど、どんどん機能の改善が見込めますし、変化していく様子を見守ることができます。
気持ちを汲み取る思いやりを大切に。
適切な接し方を心がけています。
適切な接し方を心がけています。
仕事で苦労することはどんなところですか?
患者様によっては、その日の気分次第でリハビリを嫌がられる方もいて、精神的に不安定なときの関わり方はむずかしいです。なかには高齢の方で、トイレ一つにすごく苦労する場合があるので、「疲れた」とか「今日はやりたくない」という気持ちも大事にしてあげたいのですが、リハビリをやらないと機能がさらに低下してしまいます。「やりましょう」とこちらから働きかけて気分が変わる方もいれば、説得することで心を閉ざしてしまう方もおられるので、患者様によって、またそのときの精神状態によって接し方は変えるようにしています。
職場環境について教えてください。
患者様もスタッフもとても優しい方が多いので、居心地の良い職場です。正直なところ警察官のときは上下関係も厳しくて、真面目さだけではやっていけない部分がありましたが、ここではみんな人を助けるということに真剣に向き合っているので、純粋に「人のために」という想いで働ける職場だと思います。私のコーチングをしてくださっている先輩もすごく丁寧に接してくださって、良いことと悪いことをはっきりと言ってくれます。周りのこともよく見ているので、人の気持ちを汲み取る力も抜群です。思いやりの心は、さまざまな患者様に接する理学療法士になくてはならないスキルだと思っているので、先輩を参考にしながら吸収していきたいです。
求職者の方にメッセージをお願いします。
理学療法士の仕事はやりがいも大きいですし、一生の仕事にできる職業です。僕自身も異業種からの転職でしたが、「人のためになりたい」という気持ちがあれば、どんなことも覚えていけますし、乗り越えることができます。大切なのは一人ひとりの患者様を想い、しっかりと向き合う姿勢です。これから入職される方と一緒に、患者様をサポートできることを心待ちにしています。
理学療法士
Yさん
2016年入職
京都大原記念病院 理学療法士
ある1日のスケジュール
8:30 | 出勤 |
---|---|
9:00 | 引き継ぎ・ミーティング |
10:30 | リハビリ |
11:30 | カンファレンス参加 |
12:30 | お昼休憩 |
14:30 | 事務作業 |
16:00 | リハビリ |
17:00 | 申し送り・退勤 |
「生きる力」につながるケアを目指します。