新卒採用詳細

課題の解決だけではない、人とのふれあいそのものが仕事の醍醐味です。

冨田 菜月
ひなた舎
2018年入職
充実の制度と職員の方々の雰囲気の良さに入職を決めました。

福祉の専門学校に通っていたとき、地元の奈良県で開催された就職フェアで出会ったのが『萌』です。法人規模の大きさや、研修制度と福利厚生がしっかりしている点に興味を持ち、事業所を見学させていただきました。そのときに対応してくださった職員の方々の雰囲気がすごく良くて、「ここで働きたいな」と入職を決意。『萌』以外は受けていないんです。精神保健福祉士を目指したのは、興味があった心理学の分野で資格を探したところ、患者さんや利用者さんのお悩みを聞くだけではなく、制度の知識を身につけて皆さんにお返していくという仕事に魅力を感じたからです。学校の実習やボランティア活動などで障害者の皆さんのやさしさにふれ、障害者に関わる仕事を選びました。
現在は「ひなた舎」で、ソーシャルワーカーとして利用者さまのご相談を受けたり定期的な面談でお話を伺ったりするほか、利用者の皆さまの作業の段取りなどを主に行っています。作業はカーテンフックの組み立て・検品といった軽作業があります。入職するまでは、資格を生かしてバリバリ相談業務を行う仕事をイメージしていましたが、いい意味でそれは違いました。事務的な仕事だけではなく、作業を通して利用者の皆さまとふれ合ったりお話ししたり、月1回のレクリエーションでは一緒に外出しておいしいものを食べたり、大変なことも楽しいことも分かち合える機会がたくさんあります。肩の力を抜いて皆さんと関われることそれ自体に、喜びを感じています。

フラットな状態で業務に臨む大切さ。

1年目の新任者研修は、社会人としてのマナーや法人の理念について学びます。同期とともに1年を通して学んでいくので、すごく心強かったですね。2年目も研修は必須です。利用者さんとの向き合い方など、より具体的で2年目の業務内容に沿ったいろいろな研修を法人内外問わず受けさせてもらいました。これも研修で学んだのですが、相談業務では相手の方に目がいきがちですが自分自身の気持ちや体調にも目を向けることを大切にしています。そうすることでフラットな状態で業務に臨め、相手の苦しさに対して自分がすべきこと・できることが明確になります。特に1年目は自分の持つ知識や言葉かけの選択肢が少ないだけに、利用者さんの相談にうまく乗れているのかもどかしさを感じ、「先輩ならもっといい言葉をかけられたのかな」と、悩んだこともありました。そんなときは面談が終わったらすぐ上司に内容を話し、アドバイスをいただいて気をつけるポイントを確認。自分で振り返るだけでは不十分で、ほかの人の視点を取り入れて振り返ることが次に生きてくるんです。お話を聞く中で、「話して楽になった」とか「頭の中が整理できたわ」と声をかけてもらえたら、うれしくなります。これからもそう思ってもらえるような仕事を重ねていきたいですね。

いつも丁寧に、安心感を持ってもらえるソーシャルワーカーを目指して。

事業所によって違いますが、「ひなた舎」は土日祝がお休みで業務の都合で休日出勤した場合は振替休日がきちんと取れますし、とても働きやすい環境です。朝遅く出勤したり早めに退勤したりと時間単位で有休が取れる制度もあり、すごくありがたいですね。私自身の1~2年目を振り返っても、とにかく上司と先輩方が親身になって仕事だけではなくプライベートなことも相談に乗ってくれるなど、新人に対して丁寧に関わってくれたので安心して取り組めました。職場とは離れた先輩に業務時間内に気軽に話せるメンター制度にも、2年目までお世話になりました。3年目からは周りの先輩に自分から頼れるようになってきますが、最初は悩んだときに誰に話していいかも分からないので、メンターの先輩がいるだけで安心感がありましたね。
今では仕事にも慣れ、落ち着いて周りを見ながらいろんな可能性を考えて対応できるようになってきました。『萌』にはさまざまな事業形態があるので、今後もできるだけ幅広い仕事を経験していきたいと思っています。その中で、先輩方のようにいつでも丁寧に相手と関われるソーシャルワーカー、相手に安心感を持ってもらえるような人であることが目標です。

一覧ページへ