スタッフインタビュー詳細

子育ても仕事も、どちらも頑張りたい。 そう考える私が選んだ職場です。

U.N
「特別養護老人ホーム 六万寺園」
看護師(パート)
2014年入職

PROFILE
看護学校卒業後は市立病院で勤務し、結婚後はクリニックで13年間勤める。3人目の子どもの出産を機に、夜勤のない職場を探し、「特別養護老人ホーム 六万寺園」の職場と出会う。プライベートでは9歳、7歳、5歳の子の母親で15時に仕事が終わったあと、子どもの習いごとに付き添うなど子育てと仕事を両立している。
病院・クリニック勤務を経て、
特別養護老人ホームに転職しました。

看護学校を出てからはずっと市立病院で勤めていたのですが、結婚してからは13年間、近くのクリニックで正職員として働いていました。ただ、子どもたちも大きくなってきて、「自分で習いごとに連れて行きたい」と思うようになり、早く帰れる仕事がないかと探していたときに見つけたのがこの職場です。勤務時間は9時半から15時まで。私のなかでは時間が何より優先だったので、「ここで働きたい」と思い、職場見学に行きました。
特別養護老人ホームで仕事をするのは初めてで、それまでは施設を見たことが全くありませんでした。病院と施設の違いはありましたが、困っているときには皆がフォローしてくれるので、自然体で職場に溶け込むことができました。

病院と施設の違いは「ここは生活の場」。
ご利用者様が過ごしやすいサポートを。

職場体験では、実際にひと通りの業務をさせていただいたのですが、例えばご利用者様のお名前を見ながら薬の準備をしたり、お風呂でお薬を塗ってさしあげたり、ケガをされている方に消毒などの処置をしました。その際、業務内容も理解しやすく、施設の雰囲気やスタッフの人柄にも安心し、ここで頑張っていこうと決めました。施設長のお話をお聞きした際、病院と特養の看護の違いで私が一番感じたのは、ここは「生活の場」だということ。ご利用者様が過ごしやすい状態を保ちつつ、サポートするように仕事を進めていくのかなというイメージを持って初日の勤務に臨みました。

ご利用者様とゆっくり向き合える。
食事の時間が一番好きです。

現在、「六万寺園」の看護スタッフは常勤が3人、パートが3人の計6人です。看護部長というポジションはなく、その日ごとに常勤スタッフのなかでリーダーを一人立てて、リーダーは全体を見る役割を担うほか、熱がある方、状態が悪い方を重点的に担当します。ほかのスタッフはフリーとして、リーダーが「点滴をしてください」などの指示を出してくださるので、指示に従ってフォローしていきます。
看護の業務は排せつ介助や入浴介助はなく、基本的には医療行為だけになりますが、食事はお手伝いしています。嚥下(えんげ)が難しい方、むせ込みがある方などは、どの程度の量を召し上がっていただけばいいかが難しいので介護スタッフさんと連携しながら看護スタッフも介助します。色々な業務のなかでも、私は食事の時間が一番好きです。処置のときもご利用者様と接することができますが、特に食事のときはご利用者様と1対1で向き合うことができます。こちらが話したことに対してご利用者様が笑ってくださったりするとき、この時間が好きだなと感じます。

医師とはいつでもコンタクトが取れる環境。
安心して働くことができます。

「六万寺園」のご利用者様は100人を越えるのですが、熱があったり点滴が必要な方は少数。ほとんどの方が落ち着いて生活しておられるので、そこまで大変だと感じたことはありません。午前中はケガをされた方の処置をしたり、目薬をさしたり、シップを貼ったり、1日1回必要な処置をして、ご利用者様が昼食を取られた後は自分たちもお昼休憩を取ります。午後からはお風呂でお薬を塗ったり、採血がある日は1日に8人ほどお部屋を回って採血をします。
「六万寺園」「かわきた園」「生駒園」3園ともホームに診療所があり、「六万寺園」には医師が常勤されています。朝出勤してカルテを見ると、医師が指示を出してくださっているので安心して仕事を進めることができます。いつでも医師とコンタクトを取ることができるのもスタッフにとっては働きやすい環境です。

仕事は楽しいのが一番。
気が合う仲間とずっと一緒に働きたい。

パートの今は15時までの勤務で、時間になるとまわりのスタッフが「帰ってね」と声をかけてくれますので、安心して帰ることができます。お休みの希望も聞いてもらえますので、子どもの保育園や小学校の行事にも参加しています。年に1度は4日間のリフレッシュ休暇も取れるので、家族で旅行に出かけることもあります。
この職場を気に入っているのは、私のなかで「仕事は楽しいのが一番」という想いがあり、働きやすいことが大きな理由です。時間までに終わる仕事量なので、これと言って大変ということもありません。ほかの5人の看護スタッフも全員が主婦で小学生や中学生のお子さんがおられるので、休憩時間には子どものことや家のことを話したり気が合います。このままの働きやすい環境で、子どもたちとの時間も大切にしながら、看護の仕事を続けていければと思っています。

残業や「夜間オンコール体制」がないので、パートだけでなく、常勤スタッフにとっても働きやすい環境です。
常勤スタッフは17時30分までの勤務で、パートスタッフ同様、残業なく勤務しています。他の特別養護老人ホームでは、「夜間オンコール」当番がある施設が多く、精神的な負担が大きいと聞きます。
「六万寺園」「かわきた園」「生駒園」3園とも「夜間オンコール体制」はなく、業務のオンオフもはっきりしているので、常勤スタッフにとっても、働きやすい職場環境だと思います。

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