スタッフインタビュー詳細

ご利用者様が淋しい想いをされないように、 すぐそばで寄り添いたい。

Y.M
「特別養護老人ホーム かわきた園」
介護スタッフ(常勤)
2014年入職

PROFILE
レストランなど接客業の仕事を経験したあと、介護の仕事をしていた母の勧めもあり、介護の世界へ。精神科の認知症病棟で2年間勤務したあと、「特別養護老人ホーム かわきた園」に入職。
病院の介護から、施設の介護へ。
初めての施設はとても新鮮な印象でした。

この施設に入職する前は、精神科の認知症病棟で働いていました。介護の仕事をする以前は飲食店のアルバイトをしていたのですが、母親が介護の仕事をしていたので、ずっとやってみたいという想いがありました。認知症病棟は無資格から始められたので、母から「そこで勉強してきたらいいと思うよ」と言われ経験を積んだあと、「特別養護老人ホーム かわきた園」に転職しました。この施設を選んだのは、法人のホームページを見たときに「自分の家族に接するような介護を目指しています」と書かれているのを見て、「いいところなんだろうな」と共感したことがきっかけです。以前の職場は病院だったので、「かわきた園」に来たときは静かなオルゴールの音色が流れていたり、ご利用者様がゆっくりと過ごされていて、「これが施設なんだ。施設ってこんな感じなんだ」と新鮮に感じたことを覚えています。

入ってすぐは、マンツーマンで
じっくり研修がありました。

「かわきた園」に入ってすぐは、マンツーマンで先輩がついてくださって、1カ月半から2カ月ほどで一人立ちしました。病棟と介護施設では仕事のしかたはもちろん違っている部分もありましたが、この仕事はご利用者様が違うとやり方も全然違ってくるので、病院と施設の違いはあまり気になりませんでした。
日々の業務は、何曜日のこの時間からお風呂というのは決まっていて、それ以外にも毎日の分担があり、どのフロアを誰が担当するかが書かれています。一人立ちした後も、先輩たちが気をつけないといけない事などを細かく教えてくれたので、すぐに馴染むことができました。

心がけているのは、目線を合わせてお話しすること。
時間をつくって、こちらから積極的に話しかけています。

仕事をするときに大切にしているのは、ご利用者様ときちんと目線を合わせてお話しすること。アイコンタクトとまではいかないのですが、話せない方も目の動きを見ていると「こんなことをしてほしいのかな」と気づくことがあります。こちらから話しかけることも多いのですが、ご利用者様からも「どこに住んでいるの?」と話しかけてくださったり、ご家族のことや昔の話をしてくださることもあります。ご利用者様とは家族に近いような感じで接したいと思っていて、淋しい想いをされないように時間をつくってこちらから積極的に話しかけるようにしています。

5年経った今も介護に対する気持ちは同じ。
毎日の生活を安心して過ごしていただきたい。

介護の仕事を始めて5年ほど経ちましたが、仕事に対する気持ちは最初の頃とまったく同じです。毎日の生活を充実した気持ちで過ごしていただけるようにというのは常に心がけています。まだまだできていないこともありますが、それでもご利用者様の想いはしっかり理解できるようになってきたと思います。

お休みの希望も聞いてもらえます。また、日勤と夜勤があるのですが、夜勤明けの次の日は必ずお休みなのでしっかり休むことができます。夜勤明けの日も予定があれば帰って2時間くらい寝て、とりあえず洗濯などの家事を済ませると遊びに行きます。プライベートの時間にゆとりを持って働けているのも、この職場のいいところです。

「もっと知りたい」という想いから資格を取得。
来年、再来年も新たな資格を目指しています。

無資格から入職したのですが、昨年の冬には「実務者研修」の資格を取得しました。仕事をしながら自宅で勉強を続け、試験前の1カ月半は週1回、学校に通いました。まわりの人がみなさん協力的で、学校の日はシフトを調整してもらったり、先輩たちも励ましてくださったおかげで無事に資格を取得することができました。
次の目標は来年の1月に介護福祉士、再来年には認知症ケア専門士の資格を取得したいと考えています。資格を取得したいのは介護に興味があるので「もっと知りたい」という想いからです。仕事をしながら学べることも多いのですが、資格を取得する学校では経験豊富な先生から色々な話を聞けることも楽しみです。

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