1日の流れ

1日の流れ

Flow of day

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梶河昌弘

梶河昌弘 かじかわ まさひろ

介護スタッフ(ケアハウス)

入社10年がたった今でも、「やっぱりこの仕事は楽しいな」と実感しています。
介護は一般的に「大変そうな仕事」と思われがちですが、私は10年たった今でも、苦労を上回るほどのやりがいを感じています。なぜなら、天王福祉会にはスタッフ同士で助け合う文化が根付いていて、みんなで一歩づつ成長していくことで、利用者様に対してできることが増え、その結果、たくさんの笑顔や感謝を頂けるからです。だからこそ私は、スタッフとのコミュニケーションや情報共有、後輩の育成に力を入れています。今日は、そんな私が毎日どんな仕事をしているのか、1日の流れとともにご紹介します。
  • 8時半から9時出勤
    8時半から9時出勤
    各最寄駅から通勤送迎バスがあるので、無理なく通えますよ。
    職員と爽やかな挨拶を交わすことで、1日を気持ちよく過ごせる気がします。
  • 9時から申し送り
    9時から申し送り
    夜勤スタッフから、利用者様の体調の変化や注意点についての申し送りを受けます。
    丁寧に報告してもらえることで、適切なケアを実践することができます。
  • 9時15分オムツ交換<br>(曜日によって洗濯・シーツ交換・入浴介助)
    9時15分オムツ交換
    (曜日によって洗濯・シーツ交換・入浴介助)
    毎日決まった時間にオムツ交換をしています。看護師さんがバイタル(血圧など)を測ってくれるので、異常がないと診断された方から、順番に入浴介助を行います。また、シーツの交換や洗濯なども行い、利用者様が清潔に暮らせるようにサポートしています
  • 11時半から昼食の誘導
    11時半から昼食の誘導
    昼食の準備のため、利用者様をベッドから、車いすに移乗し、食堂に誘導します。
    移動の際には、利用者様にも自分自身の身体にも、負担がかからないような介助を心がけています。
  • 12時から昼食
    12時から昼食
    手の動きが弱い方や力のない方には、食事を口元まで運んで介助しています。
    食事の時間は利用者様の楽しみの1つなので、笑顔で過ごしていただけるように、積極的にコミュニケーションを取っています。
  • 12時40分から職員の休憩(交代で)
    12時40分から職員の休憩(交代で)
    職員同士が交代で休憩を取ります。冗談を言い合ったり、プライベートな会話をしたりと、ほっと息を抜ける時間です。ここで午後からの活力をチャージしています。
  • 13時半から午後の日課
    13時半から午後の日課
    午後からは午前中にできなかった入浴介助や、洗濯、シーツ交換などを行います。レクリエーションをする日もあり、工作やゲーム、歌を歌ったりしながら楽しんでいます。道具などを使うときには、利用者様に危険がないよう気をつけています。
  • 15時からケース(経過表)記入
    15時からケース(経過表)記入
    「ケース」という経過表に、1日の利用者様の様子や出来事を記入していきます。「他の利用者様と話していて、笑顔が見られた」など、こまめに記入しておくことで、ご家族様へ近況を報告する際に役立ったり、今後のケアにつながるヒントが見えてきます。
  • 15時半からオムツ交換・事務作業
    15時半からオムツ交換・事務作業
    午後のオムツ交換の時間になったら、担当の利用者様に声をかけています。
    清潔に保って差し上げるのも、介護士の大切な仕事。経験を重ねるうちに、短時間でオムツを交換できるコツが掴めてきます。
  • 16時20分から夕食の誘導
    16時20分から夕食の誘導
    夕食のために利用者様を食堂へ誘導します。唐揚げやシチューなど、人気のメニューが食卓にならんでいると、利用者様の表情も明るくなり、会話が弾みます。
  • 17時夕食、引き継ぎ、夜勤と交代
    17時夕食、引き継ぎ、夜勤と交代
    夜勤の方へ引継ぎを行い、夕食を食べ終えた利用者の方から居室へ誘導します。
    夜のケアに活かしてもらえるように、利用者様の体調の状態や変化などを丁寧に報告します。
  • 17時半~40分退社
    17時半~40分退社
    退勤時には、利用者様に「また明日、会いましょうね」と声をかけています。
    施設から最寄駅行きの通勤バスがでているので、安心して帰宅できます。
介護の役割は、利用者様に寄り添い、自立支援をすることです。
私が仕事で大事にしていることは、利用者様の目線に立ったケアを行うことです。常に利用者様の気持ちを察しながら、「一緒にやりましょう」とか、「大丈夫ですか」と声をかけようにしています。その上で、少しでも利用者様の自立をサポートできるように、できることは見守り、できないところは補うという姿勢で介護をしています。介護に悩んだときには、となりに頼れる先輩スタッフがたくさんいます。スタッフみんなで、より良い介護について考え、実践していく過程が大好きです。これから入職される方々も、このやりがいを実感していただけたら幸いです。