現役バス運転士インタビュー詳細

明かるい未来へ向かって走れる環境が、ここにはあります。

運転士 N.M
未経験からの成長を後押ししてくれた親切な先輩と、職場環境の良さ。

前職は、トラックドライバーでした。小さいころからバス運転士への憧れがあり、前の会社を退職したのを機に、何か資格を取ろうと、大型2種免許取得のために通っていた自動車学校で和歌山バス運転士の募集広告を見て応募を決意。和歌山バスは地元で有名な企業だったので、入社前から知っていました。プライベートの変化も転職理由のひとつです。2018年に入社してスタート。和歌山バスは職場環境が抜群で、みんな親切に教えてくれますし、和気あいあいとしており、すぐに職場に馴染めました。とはいえ、やはり初めて一人でバスを運転したときは非常に緊張し、先輩からの丁寧な指導や、「こうやったらええよ」といったアドバイスをもらいながら、少しずつ成長したことを覚えています。

お客様からの「ありがとう」に、自身の選択が正解だったと確信しました。

同じ車を扱う仕事ではあるものの、前の仕事では接客をする機会がほとんどなく、人との会話自体も得意なほうではないので、最初は接客業務に対して戸惑いがありました。今もまだまだ接客は得意ではありませんが、さらに成長できるように努力しています。運転中に心がけているのは、お客様の動きを気にかけることです。お客様を安全に送り届けるため、安心して乗っていただけているかを常に意識しています。これまでは、仕事なので当然大変なことがある一方で、同時にうれしい場面への遭遇も多かったです。先日も、高齢のお客様がバスから降りられるときに、バス停の降車しやすい位置にバスを停めると、「ありがとう」と言っていただけました。改めてバス運転士をしていて良かったと思ったことは言うまでもありません。

自身が描く理想の運転士像と、その先にある指導運転士像を目標に走り続けます。

路線バスに加え、選抜され高速バスにも乗務できるようになりました。まだ走っていないため路線との違いは実感がありませんし、「長距離」という未知の領域に乗り入れる不安はあるものの、あまり走ったことがない関東方面へ早く足を踏み入れたい気持ちのほうが強いです。そんな私が描く理想の運転士像は、お客様や仲間が気軽に話しかけられる親しみやすさがあり、慕われる運転士です。そうなるためにも、これからも丁寧でお客様にとって乗り心地の良い運転、親身なサービスを心がけていきたいと思っています。将来的には、新人運転士を指導するポジション、みんなから憧れられ、手本とされるような立派な「指導運転士」を目指したいです。

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