理事長メッセージ

遊心会で、一緒に仕事をおもしろがりましょう。

田中 一
理事長 
咲く花診療所 所長
コンビニのような立ち寄りやすさと
誠実で専門性の高い医療・介護の両立を目指して。

平成7年7月に田中クリニックとしてスタートした当初は、私本来の専門である地域精神医療を中心として診療を行っていました。ですが、地域と時代の多様化するニーズに対応するため、医療・介護環境を整備する必要性が高まってきました。そこで、平成25年1月に田中クリニックを地域精神医療を中心とする『にじクリニック』とし、高齢者医療を中心とする『咲く花診療所』との2医療機関に分離して設立、現在の体制になりました。遊心会としては、社会復帰と社会での居場所確保を目的とした精神科デイケア『のぞみ』、高齢者対象の認知症対応型精神科デイケア(大規模)『ひかり』、さらには、認知症高齢者グループホーム『リ・リブホーム』、『グループホーム(共同生活介護)あえる』、『訪問看護ステーションはるか』を運営しています。
私たちが目指すのは、いずれも敷居の高くない、コンビニエンスストアに良質な専門店を備えたような診療所と介護施設です。守備範囲を広くしていく過程で、その一つひとつが手薄になってしまっては意味がありません。今後も地域にしっかりと根ざし、良質で誠実かつ専門性の高いサービスを提供しながら、気軽に相談してもらえる存在でありたいと思っています。

医療と介護の垣根を越えて、チャレンジできる環境。

現在、当法人では、110名超のスタッフが活躍しています。忘年会のほか、年に1度のボーリング大会や部署ごとに屋台を出す“食の集い”の開催など、法人全体でスタッフ同士の交流を深める機会を設けています。医療と介護は、観点の違いから、ときに摩擦が起こることもあります。だからこそ一体感を持って1つのことを楽しむ体験が、仕事での連携・共有を可能にします。医療と介護の垣根をなくすことはまた、仕事のしやすさだけでなく、やりがいにもつながります。
たとえば、『リ・リブホーム』では、グループホームでは珍しいと思いますが、毎日医師が通所しており、昨日起こった出来事の医学的な意味や対応の仕方をすぐにお伝えできます。また、2ヶ月に一度、私自身が簡単なことから専門的なことまで医学の話やケースカンファレンスをしに行きますので、介護だけでなく医療の知識も深めていけます。医療と介護が互いに手を携えて前進する上で、そういった取り組みが話のネタになってくれるだけでもいいと思っています。
私はよく「何でも好きにやっていい。前向きに考えた中で動くことなら、失敗しても責任は私がとる」とスタッフたちに伝えています。スタッフみんなに仕事を楽しんでほしいというのが一番の思いだからです。外食に行って従業員さんが元気で明るかったら居心地が良くなりますし、また行きたくなりますよね。中にいる人間がまず楽しんでもらえたら、それは利用者様にも伝わると思います。

興味・関心の深さが自分の力になる。一緒に“おもしろがり”ましょう!

どんな人に来てほしいかと言われれば、能力のある人より、“やりたがりのおもしろがり”です。実際に、いろんなことに興味・関心の深い人が活躍しています。おもしろがっているうちに、実力はついてきます。実力がついてくると、より仕事を任せられるようになります。すると、そこから得られるものも新たに出てきます。医師の指示の元に動くのではなく、医師の大まかなアウトラインに沿って自分たちで考えて動くのがおもしろみにつながる。ご本人がおもしろがったら、もっと踏み込んで勉強したい、さらに上の資格を取りたいと思うものです。そこから患者様・利用者様に返せるようになっていきます。
この仕事は、実際に支給されるボーナス以外に、毎日患者様・利用者様から返ってくる手応えがボーナスです。「患者様が良くなった」「利用者様ができなかったことができるようになった」。それは、一生に何度もない感動です。お金をいただいて感動を受け取れるというのが、うれしいですよね。まずは一緒に、仕事をおもしろがりましょう!