スタッフインタビュー

短期大学を卒業して初めて就職した場が「はるす・西吉野」でした。
入社してからは初めての事だらけで覚えるのに必死で帰宅後すぐ寝てしまうという事が数日続きました。
ひとつ問題だったのは、送迎や訪問の運転でした。西吉野は山間部なので細い道や切り返し、バックを使わないといけない道が多々あり、当時運転に自身の無かった私は毎回緊張していました。入社してからすぐは、先輩方も隣に乗って下さり、アドバイスも頂けたので、コツをつかむことが出来ました。今では当時のような思いをする事が無くなりました。

ヘルパーステーションはるすの訪問介護員として利用者様のご自宅に訪問して支援を行いながら、サービス提供責任者として利用者様が質の高いサービスと思っていただけるような支援を行い、ヘルパー同士の情報共有やケアマネージャーと連携を取るなどの他に、モニタリングや訪問介護計画書などの書類の作成を行っています。

平成13年より、美山事業所を開設し、通所介護事業、訪問介護事業、居宅介護支援事業を展開しています。私も美山事業所の管理者を勤めながらも、ケアマネージャーとして働いています。
豊かな自然に囲まれる、日高川町美山地域で人の優しさや、人情に触れながら、毎日、楽しく、時には厳しく、ご利用者様やそのご家族様から喜びと信頼を頂けるように日々、努力をしています。当然、スタッフの意欲とやりがい、働きやすい職場環境を目指し、今後も努力を惜しまず、前に進んでいきたいです。
私達、美山事業所スタッフ一同は、高齢者の方々が住み慣れた地域で安心・安全・豊かに過ごすことができるように地域に密着した介護サービスを一生懸命にご提供させて頂きます。

働き始めて数年が経った頃でしょうか。突然事務所に「介護サービスを使いたいんだけど、ケアマネをお願いしたくて」と電話があり、ご自宅に訪問しました。本人様や家族様にお話をお伺いした時に、本人様から「昔、おじいちゃんがはるすのお風呂に入れて貰っててね。本当に気持ちよさそうだったの。難しい人だったから、時々機嫌が悪くて、せっかくきてくれたはるすの人にお風呂をお断りした時に、はるすの人が「一度本人様とお話させて貰えませんか？」と言った数分で機嫌が直ってお風呂に入った事もあったのよ」と話して下さいました。
事務所に帰り、訪問入浴のスタッフにこの事を話すと、「あ、そうそう、その方、覚えている」とスタッフも覚えていた。家族様が覚えて下さっていたのも嬉しいですが、その利用者様を覚えているスタッフも凄いと思いました。