スタッフインタビュー詳細

工場を“成長させていく”。これが、私の使命です。

奥田 宏
入社年月:1999年11月
本社工場・工場長
自分に厳しく。社員のお手本であることを目指しています。

「安定して続けられる仕事を」と思い、スポーツ用品店の店長から弊社に転職しました。入社理由は、社長の人柄と会社の安定感に惹かれたから。モノづくりの仕事は未経験でしたが、好きな分野でしたので、業務内容に戸惑いはありませんでした。本社工場の加工部で製造業務に携わり、2019年に本社工場の工場長に就任しました。現在は工場長として、本社内にある各部署の進捗状況の管理や各工程のスケジュール調整、吉野工場の工場長との打ち合わせなどマネジメント業務をメインに、現場での製造業務もしています。仕事をする上で最も大切にしていることは安全。事故・ケガをしない安全はもちろん、不良品を外部に出さないという意味での安全も守るよう、日々細心の注意を払って業務に臨んでいます。社長は「強くてやさしい人材、人を思いやれる人材を育てる」を提唱していて、私も同じ想いを持って人を育てています。工場長という立場上、私よりも年齢・社歴が上の社員に指導や注意をしなければならないこともあります。この私の言葉を素直に聞いてもらうには、私自身に“説得力”がなければなりません。そこで、説得力をつけるため、ゴミ拾いなど、どんなこともまずは自分が率先してやるようにしているのです。この姿勢もあり、最近では社員の自発的な動きが以前より活発化してきたように感じています。

工場長は大変な仕事ですが、やりがいのある仕事でもあります。

工場長にはいろいろな業務があって大変です。ただ、いろいろなやりがいもあります。たとえば、明らかに納期がむずかしい仕事があっても、私が各部署の人員配置を組み、そのフォーメーションでみんなががんばり、納期に間に合ったときに味わえる達成感や、営業社員から「売上がよかった」という報告を受けたときに感じる、「納期を厳守し、品質の高い製品を届けているからこその成果だ」という誇らしい気持ちなどです。さらに、社員一人一人のレベルが上がり、「こんなことができるようになってきたのか」といった成長を感じ取れたときもうれしいですね。こういった喜びがあるから、常に前を向いて進んでいけるのです。製品の品質を保つには、社員全員の知識・意識の統一が必要になります。そこで、社員全体のレベルアップを図るため、全社員を対象に、疑問に思っていることや聞きたいこと、知りたいことについてのアンケートを取り、このアンケート結果をもとにした研修会も開催しているのです。直近では、木材の特徴に関しての研修を行いました。内容は、木が気候や外的要因で生育状況が変わり、木材によって扱い方や気をつけるポイントが異なるというもの。きちんとした資料を作成し、現物を見せながら奥深い部分を学べる内容にしましたので、社員からは「やってもらってありがたかった」といった声をもらいました。この研修は、今後も続けていく予定です。

教育体制の充実には特に力を入れています。

職場を明るい雰囲気で働ける空間にしたいとの想いから、社員には、あいさつと言葉づかいを大切にするようにいっています。私もあいさつは必ずして、丁寧な言葉で接しています。この取り組みもあり、職場はかなり和やかな雰囲気になってきました。また、私が入社した当初は残業がとても多かったのですが、現在はそれほど多くありません。そして、もっと残業を減らすための業務の効率化にも取り組んでおり、どんどん働きやすい環境になっていっています。私たちの仕事は専門職ですから、一日、二日で覚えられるものではありません。いろんな失敗をして、上司・先輩の指導を受け、ときには褒められ、ときには叱られながら身につけていく仕事です。こう聞くと大変に思われるかもしれませんが、人材育成に関しては、入社時のOJTや先ほど申しました社員アンケートに基づく研修など、教育の場を設け、きちんと指導をしていきます。だから、未経験の方も大丈夫。私も未経験で入社し、経験を積みながら工場長の役職を任せてもらえるまでになりました。努力一つで上を目指せるチャンスがあるところも、弊社で働く魅力だと思います。あと、私たちは、お客様にとって一生に一度のお買い物ともいえる家やお店で使用されるものをつくる、とても価値がある仕事をしています。これも仕事をする上でのモチベーションになるはずです。ぜひ一緒にがんばりましょう。

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