スタッフインタビュー詳細

昔から看護師になりたいという想いがあったのですが、以前は全く別の仕事をしていました。そのとき色々な人から「看護助手という仕事があるよ」ということを聞いて、やってみたいと思ったのが応募のきっかけです。平成28年3月に入職し、今は4A病棟で血液内科と腎臓内科の看護助手として勤務しています。

研修は最初にタイムスケジュールを手渡され、看護助手（看護補助員）の先輩一人がつきっきりで仕事を教えてくれました。2週間ほど経つと、一人でも車いすを押して患者様を外来や検査室へお連れできるようになったので、それからは一人で仕事をするようになり、何かあれば看護師さんや先輩にすぐ聞くようにして仕事を覚えていきました。

その他の研修では、看護助手（看護補助員）だけの研修と、院内感染・医療安全の研修を受講しました。「この仕事をするうえで、これは知っておいたほうがいい」という内容を看護師の方が、看護助手に説明してくれる研修です。他にも倫理の研修や車椅子の押し方、足浴などの研修も受けました。「患者様がこういう思いをされているということを味わってください」という体験型の研修で毎年3、4回あります。

朝来てすぐは、薬剤庫から薬剤をナースステーションに運んだり、環境整備や物品管理の業務をします。それが終わると、患者様を外来や検査室に車椅子でお連れしたり、お迎えに行く移送補助をします。お昼前になると昼食を配膳したり、退院された方のお部屋をきれいに整えます。入院される方に資料を配ったり、お部屋の説明をすることもあります。仕事はすべて看護師さんの補助で、メインですることはありません。

今いる病棟の看護助手（看護補助員）では、私が一番長く勤めているので「もっと、しっかりしないと」と思うのですが、今だに慣れないことも多いですね。その都度やり方が変わるので、臨機応変に合わせていくことが必要だと感じます。

休憩時間は病棟ごとに休憩をとるので、看護師さんも一緒に食堂へ行くことがよくあります。みんな仲が良くて、看護師さんとは年が近いので話しやすいですね。

今は新しい方もどんどん入って来られて教える立場になるのですが、とりあえず一緒に行動して「見てくださいね」とお伝えしています。口で説明するのは難しいので、ついてきて見て経験していただいて「わからないことがあったら聞いてくださいね」というのは常日頃、話しています。

心がけているのは患者様に対して思いやりを持って接するのはもちろんなのですが、スタッフに対しても思いやりを持って接することを大切にしています。まわりの人とのコミュニケーションを大切に、いい環境で仕事ができるのが一番かなと感じています。