INTERVIEW

濱崎 慎吾

INTERVIEW_

濱崎 慎吾Shingo Hamasaki

マンナ運輸(株)
伊丹営業所 物流2係
2011年入社

PROFILE

前職では塗装業や土木関係に従事。屋内で行う仕事に興味を持ち、マンナ運輸の構内作業員へ。現在は管理職として、ドライバー・構内作業・現場リーダーを兼任している。

管理職だからこそ、同じ目線に立つ。
現場の気持ちを誰よりも理解できる上司でありたい。

現場の声、お客様からの感謝の言葉。さまざまな人とふれあう「やりがい」を実感しています。

現在は物流係の主任として、事務業のほかに冷凍、チルド、ドライ商品などの各倉庫内での作業をフォローしながら、従業員と現場の現状を話し合い指揮を取っています。倉庫ではスーパーにお届けする惣菜関係の商品をメインに仕分けしています。人員が足りないときには、構内作業に加えてドライバー役もこなしています。「また来てなぁ」と取引先様から言っていただいたときはうれしいですね。お客様とも現場の方とも関われる今のポジションは、自分にあっているなと感じます。

管理職になってまだ一年ほどなので、わからないことはすぐに上司や現場に聞くなどして、疑問点を残さないように意識しています。スタッフは一人ひとり持っている能力や作業のスピードが異なるので、なかには「自分はこんなにやっているのに…」と不満を持たれる方もいます。私も現場にいた頃は同じことを感じていましたので、相談をもらった際には当社の評価給(仕事の成果で給料を上げていく制度)が適用できないかと上司に相談しています。

濱崎 慎吾
濱崎 慎吾

現場に出向き、現場を知る。縦の関係ではなく、身近な存在へ。

管理職になって一年になり、納品時間を意識した仕事配分やメンバーのスキルに応じた割り振りができるようになりました。管理職というと上の立場のイメージがありますが、私は管理職になるまではフリーで各現場の応援をしていたので、みなさん気軽に話してかけてくれます。上司として叱ることも大切ですが、従業員の言っていることの意味を理解したうえで怒らないと「なにもわからないくせに」と対立してしまうので、今でも「できる限りみんなと一緒に作業しよう」と現場に出向き、現場を知ることを大切にしています。

今までで一度だけ、ピッキングリストに表記されていた商品を見落とすという大きなミスを起こしました。商品自体を仕分け作業に乗せていなかったために、翌朝さまざまなお店から「発注しているのに届いていません」とクレームが来ました。あのミスは今でも忘れられません。上司の方や現場の方々から「こういうこともある、次から気をつけよう」と励ましの言葉をいただいたので、立ち直ることができました。

「作業」ではなく、生活を支える仕事。ミスがないよう、責任感を持って取り組みます。

構内作業でのミスは自分が辛い気持ちになるだけではなく、お店や配送先にも迷惑がかかります。急いで配達するとなると、配送料もかかり会社の損失にも繋がります。私たちの仕事は一見するとただ同じ作業をこなしているように見えますが、担っている責任はとても大きく、「生活になくてはならないものを届けている」という意識を持って取り組む姿勢が必要です。

今後は現場の方々と関わりながら、現場の仲間から慕われるような上司になっていきたいです。入社当初は未経験だったスタッフが、成長していくことで現場のリーダーになっていくこともあるので、その姿を見ることも管理職のやりがいです。リーダーのメンバーは、私が見えていないような周りの状況なども見ているので、とても頼れる存在です。部下からも学ぶ姿勢を大切に、従業員一人ひとりと丁寧に関わっていきたいです。

濱崎 慎吾

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