乗務員  川崎 松巳
< 2011年7月入社 >

人生で初めての転職。定年までお世話になるつもりで来ました。

人生で初めての転職。定年までお世話になるつもりで来ました。

これまではどのような仕事をしていましたか?

「学校を卒業してから31年間ずっと、自動車メーカーのディーラーで営業をしていました。やりがいはあったのですが、このまま定年を迎えるよりも、ほかも一度見てみようと考えるようになり、同じ車に関わる仕事で転職先を探すようになりました。」

『松原交通』に転職したのは?

「車が好きで車の運転も好きだったので、この仕事しかないのかなと思ったんです。ほかにも運送業関係がいいかなと思っていろいろと求人を見ていたのですが、日曜日に新聞の折り込み広告を見て思い切って電話をして面接に来ました。」

面接はどのような雰囲気でしたか?

「学校を卒業して初めての転職だったので、面接では少し緊張していたのですが、専務がすごく気さくに話してくださって。ここがいいかなぁと思ったんです。残りの年数がそれほどないのですが、定年まで頑張るつもりで来ました。」

地元のお客様がほとんど。
お名前を聞いただけでわかる常連さんもいます。

仕事のスタイルはありますか?

「流しの仕事ではなく駅待ちが中心で、電車から降りて来られるお客様をお乗せすることが多いですね。最終電車は河内天美駅で止まるので、週末は最終電車からお客様が一斉に降りて来られるんです。タクシー乗り場に行列ができるので、早く出勤するよりもその時間帯に合わせます。週末以外は最終電車もそれほど降りて来られないので、それなら逆に朝早い病院通いのお客様を迎えに行くようにしています。朝10時に出てくると病院への送り迎えがほぼ終わっていますので、曜日によって出勤時間を変えています。」

無線はどれくらいの割合ですか?

「日によってまちまちですが、半分から3分の2くらいですね。以前は、無線の端末機には、お迎えの場所が文字でしか出ていなかったので、その通りに走っていくしかなかったのですが、ナビがついてからはお迎えに行く場所への誘導経路が画面上にも表示されるようになりとても助かっています。ただ、誘導の指示が何本目の道と出てくると、私道を道と数えるのかが難しく、住宅地図は、まだ手放せないですね。確認するたびに地図を広げるので、地図はもうボロボロです(笑)。」

地元のお客様が多いですか?

「松原が約8割を占めているのではないでしょうか。お年を召されたお客様だと家から病院だったり、玄関から出て現地着、ドアtoドアが多いですね。お客様がほとんど歩かれなくてもいいように、細い道を通ってご自宅までお迎えに行くこともあります。」

繰り返しご利用されるお客様も多いですか?

「ほとんどそうだと思います。一元さんではなく常連さんが多いですね。何度かお迎えに行っているうちに無線でお名前を聞いただけで、見なくても行き先がわかる常連さんもいます。車の中でいろいろと聞くほうではないですが、それでも指名制度のシステムを使って、指名で呼んでいただけるとうれしいですね。」

同じパターン、同じ繰り返しがないからこそ面白い。

同じパターン、同じ繰り返しがないからこそ面白い。

この仕事を選んで良かったと思うのは?

「日々、変化がありますので飽きないですね。やっていることは一緒かもしれませんが、同じパターン、同じ繰り返しではないんです。それも全て売り上げのための行動にはなってくるのですが、日々、変化があるのが面白いですね。」

働きやすさを感じるのは?

「週1日だけ自由な時間帯に出勤できる日があるのですが、その時は月のこの時期だと、どちらに出たほうがいいかを考えて工夫します。その1日をいかに有意義に過ごすか。早く出るか遅く出るかによって、1日の売り上げが大きく変わってくることもあります。」

それは経験や勘でわかるのですか?

「ある程度、経験を積めばわかることもあると思いますが、失敗する時もありますよ(笑)。それが1週間に1回で月4回だと売り上げが大きく変わってきます。当たった時は正解だったなという感覚くらいしかないのですが、自分で良かれと思ってその時間にしても、逆にはずれた時のダメージのほうが大きいです。あとは勘と運ですね。外で無線に当たる時でも、たまたま近くを通りかかって当たるのは運もあると思います。」

転職を考えている方の背中を押すメッセージをお願いします。

「この仕事は頑張った分だけ収入になりますので、やりがいは本人次第でしょうね。自分で計画を組めば、収入は反映してきます。稼ぐという気があれば工夫も出てくると思うので、気持ち次第で稼げる仕事ですね。」

インタビュー:2017年4月

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