市田 香織
2018年入社
奈良展示場 アドバイザー(営業)
長く続けることが難しいと言われる営業。だからこそ続けたいです。
前職は携帯電話代理店の法人営業で、イベントのディレクションや代理店との折衝などを担当していました。転職を決めたのは、当社の代表から声をかけていただいたのがきっかけです。父が当社の社員だったこともあり、代表とは物心ついた時からの知り合いで、「そろそろうちでやってみないか」の言葉に背中を押されました。営業の経験があったとはいえ、扱う商品は「家」なので、お客様の熱意の質が全く違うこともあり最初は苦労の連続。通常、1年目は「3ヵ月以内で1棟目を成約する」が目標なんですが、私はなかなか達成できずにいました。ただ、そこで決して諦めずに基礎から建築の勉強を始めたり、先輩の商談を録音して研究したりして、入社11ヵ月目にやっと成約に至りました。今思えば、分かりやすい説明をするスキルが足りない分、気持ちばかり先走ってしまって、うまくいかなかったのかもしれません。実は私、以前に当社で新築の建売住宅を購入しており、その際は、担当の営業さんが何もわからない私の目線まで「下りて」くれたというか、非常に丁寧にかみ砕いて説明してくれました。自身が販売する側に立ってみて、お客様と同じ目線で接する姿勢がとても大事なことだと実感しています。ちなみに、当時担当してくれた営業さんは今の私の上司です。
フロントスタッフである営業はお客様と接する機会が多いです。一方、私と一緒に家づくりに関わる設計やコーディネーター、現場監督は営業ほど多くありません。そのため、お客様から「いい設計ですね」「ハイセンスなコーディネートを提案してくれた」「トラブルなく竣工を迎えられた」と私以外のメンバーへの感謝の言葉をいただくと、細かいところまでしっかりと見てくださっているんだと、営業である自分に向けた言葉よりも、うれしいです。そうしたお客様からの言葉は仕事をするうえで何よりの励みになりますし、営業にとっての醍醐味である頑張り次第で高収入を得られるというのもモチベーションになります。おかげさまで、奈良県内における当社の知名度は高く、お客様の安心感があるため、非常に営業活動がしやすいです。恵まれた状況に甘んじず、もっと知識やスキルを身につけて営業の幅を広げ、お客様の満足度を高め、少しでも長く営業を続けていきたいと考えています。