スタッフインタビュー詳細

「遊びから学びへ」の理念に共感。 様々な経験を提供できる保育者になりたい。

太田聖吾
安土保育園 保育士 
入職年月 2012年4月

PROFILE:
中学校の保育実習の授業がきっかけで保育士の仕事に興味を持つ。学校卒業後に就職した職場の先輩から、経験値が広がるとヴォーリズ学園を紹介され、自身の保育観でもある「遊びから学びへ」の理念に惹かれ入職を決める。現在は5歳児のクラス担任として、見守る教育を大切にしながら、季節の行事や合唱、劇などを指導する傍ら、後輩保育士の育成にも携わっている。
初めて行事を乗り越えた時は、
こどもと一緒に成長できた実感がありました。

-保育士を目指した理由は?
中学校のときに家庭科の保育実習で、絵本を作って読み聞かせをした時に、こどもたちがとても喜んでくれたことがきっかけで、こどもと関わる仕事に興味を持ちました。

-ヴォーリズ学園を選んだ理由は?
前の職場で一緒に働いていた先輩が、こんなところもあるよと教えてくれたのがヴォーリズ学園でした。「遊びから学びへ」という理念が自分自身の保育観に似ていたことが、入職を決めた大きな理由の一つです。こどもは小学校に行くまでは遊びを中心に学びを得ていくのですが、遊びを通して様々な発見をすることで、小学校の勉強に対しても、自ら興味を持ち学ぶことができるようになります。現場で毎日こどもと触れ合う中で、遊びから学ぶという理念の実践が、こどもの成長にとって、とても大切なものだと実感しています。

-毎日の業務は?
5歳のこどもたち、26名のクラス担任をしています。4月から小学校1年生になるので、自分でできることは任せるようにして、手を出しすぎないようにしています。小学校の生活ができるように、習慣として身に着けるべき、座る姿勢やお箸の持ち方に関しては、学年があがってきた頃から少しずつ身に着けていけるように、意識して声かけをしてきました。

-一番の思い出は? 
初めて5歳児の担任を持った時の運動会で、一番上の学年としてこどもたちをまとめることができるか不安がありましたが、練習を積み重ねることで、こどもたちのできることが増えていきました。大きい行事に取り組む中で、自分が関わり手を添えることによって、本番当日にこどもたちが力を発揮できたということは、とてもいい思い出になりましたし、自信に繋がりました。運動会が終わった後には、「楽しかった」とか「やったー!できた!」とか、色んな感想をこどもたちがうれしそうに言っていました。一つの行事を乗り越えて、こどもたちと一緒に自分自身も成長できたという実感がありました。

こどもの想いを大切に。
やる気を引き出す声かけをしています。

-この仕事の難しいところは?
5歳になると自分の意見を主張することができるようになるので、その子のためを想って言ったことに対しても、こどもにはこどもの想いや考えがあるので、言い返されることがあります。
たとえば、初めてのことや、難しいことに取り組む際に「できない!」と言うこどもに対して、「もう5歳だし、頑張ったらできるかな?」など言葉を上手に使って、こどものやる気を引き出していくようにしています。こちらが一方的に指示をするのではなく、いかにこどもをその気にさせるかということを考えて、声をかけるようにしています。

-声かけで気を付けていることは?
保育士は良くも悪くも真似されてしまう立場で、こどもは保育士の言葉使いをよく聞いているので、これから小学校、中学校と社会に出ていくうえで、こどもたちが正しい言葉使いを覚えていけるように、常にこどものお手本になるように意識して言葉を選ぶようにしています。

こどもに豊かな経験を与える。
保育者としてもっと自分を高めたい。

-今後の目標は?
まだまだ経験も浅いので、こどもたちが楽しいと思えるような遊びや作品などを勉強して、たくさんの経験をさせてあげられるように、保育者としてもっともっと自分自身を高めていきたいと思っています。担任として1年間を通しての作品創りは、すべて自分で考えるので、活動に応じて何を歌うか、季節に応じて何を作るか、毎年同じものではなく、先輩に聞き、いろいろなものを参考にしながら、提供できることを増やしていきたいです。

-ヴォーリズ学園の職員を目指す方にメッセージを
女性は女性、男性は男性のいいところを活かすことができる仕事です。男性保育士はこどもたちとアクティブに遊んだりたくさん動いたり、家庭でいうお父さん的な存在になるので、様々な場面で力を発揮できる職業です。男女関係なく子供が好きな人には、ぜひ来ていただきたいと思います。

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