現役バス運転士インタビュー詳細

緊急事態宣言を機に、他にライバルがいない、毎日走っている路線バスの仕事を選びました。

運転士 Iさん・路線バス4年目・40代
▼入社の経緯

わたしの前職はフリーのカメラマン(自営業)、感染症拡大真最中で仕事量は激減しました。
緊急事態宣言下、外には車も走っていない、外出すらできないこんな時にも路線バスだけは走っている!こんな時にも仕事している人たちがいる!その事実に心動かされ、求人しているか探してところ、採用ホームページで路線バスの運転士求人を見つけました。先輩のインタビュー記事もいろいろ載っていて、転職者が多いことに安心感を持ったため応募しました。家族にも、好きなことをやってみたらと言ってもらいました。当然免許も持っていないしMT車なんて数十年ぶりだが資格取得支援制度を活用して二種免許を取得しました。ホームページのインタビュー通りで、いったんは社会に出て仕事をしている方が多くてすぐに馴染めました。

▼続けていられる理由や秘訣

フリーの時代と違い、時間が規則正しく残業がない。例えば7:00~20:00拘束時間があったとしても20:00の後ろが決まっているので、きちんと退勤できるのが良い。そこが前職との大きな違いで「今日は残業で遅くなる」という連絡を入れることがなくなりました。
先輩や同僚たちとの関係も良好で休憩中でもあの「ルートで気をつけなきゃいけないところはこの部分だ」など教えてくれるし、こちらから質問しても親切に答えてくれるところもポイントです。
嬉しいなと感じる場面は、病院前についた時、高齢者の方が「ありがとう」と先に声をかけてくれたり、2歳3歳の子らがバスを見て手を振ってくれるところ。研修時に車内に揺れがないか、立っているお客様が安全か、など具体的に事細かいところまで教習して頂いた指導運転士のおかげです。

▼今後の目標・キャリアイメージ

当面は、子どもがまだ小さいので路線バスの運転士として成長していきたいです。出かけると3日は家を空けるリムジンや高速バスはそれから考えようと思っています。

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