インタビューInterview

デイリー(日配・惣菜)部門はむずかしいからこそ楽しい。積極的な姿勢で、チャレンジしています。

デイリー(日配・惣菜)部門/サブチーフ 2016年入社

大学1回生から4回生までアルバイトとして勤務する。お店の雰囲気が好きで就職活動でも関西スーパーを志望し、2016年に入社。実習後にデイリー(日配・惣菜)部門への配属を希望。2017年にはサブチーフへ昇進。チームを牽引する意識を持って、努力を重ねている。

  • 実習を経て、むずかしさを実感。だからこそデイリー(日配・惣菜)部門への配属を希望しました。

    実習を経て、むずかしさを実感。だからこそデイリー(日配・惣菜)部門への配属を希望しました。

    関西スーパーでは、入社後に半年間ほど実習期間があり、その際にすべての部門を経験します。そこで、一番注目したのがデイリー(日配・惣菜)部門でした。この部門では、惣菜やヨーグルトなどの乳製品、豆腐といった賞味期限が早いものばかり扱うため、シビアな発注精度が求められます。しかも、アイテム数も膨大です。逆にそこが面白そうだと感じて、配属を希望しました。商品在庫数が激しく変化するので、そちらに気を取られがちですが、少し立ち止まって考えて、狙いを持って行動すればすぐに反応が返ってくるのが魅力です。実際、最近も販売計画で大きな手応えを感じることができました。

  • チャレンジできる環境あり。思い切った行動で結果を出せました。

    チャレンジできる環境あり。思い切った行動で結果を出せました。

    私が働く店舗は関西スーパーの中でも特に惣菜コーナーが人気で、それまで働いていた店舗以上に売れていきます。そのことに気がついたとき、どれかを全店で売上1位にできるのではと考えました。そうして白羽の矢を立てたのが、外部団体が主催するから揚げ評議会で金賞を受賞した「生姜香るコクうま鶏ももからあげ」です。ファミリー社員にも協力してもらいながら、品切れを起こさないように優先的に調理をして数を増やし、大々的に並べていきました。その結果、狙い通り全店で1位に。取組みは社内報でも紹介され、おかげで自信がつきました。

  • 世の中の流行を知れる。興味の対象が広がりました。

    世の中の流行を知れる。興味の対象が広がりました。

    私が働いて7年以上経ちますが、たくさんの流行を見てきました。目まぐるしく入れ替わる新商品もそうですし、既存の商品でも健康効果がテレビで紹介されると、すごい勢いで売れていきます。どのようなものがテレビで紹介されているかは、会社側で情報をまとめて発信してくれますが、お客様から尋ねられて知るパターンも多いです。そういう意味では、お客様とのコミュニケーション量が豊富な部門と言えます。働いてからは、プライベートで他社のスーパーに寄った際も商品棚が気になるようになり、ついつい品揃えをチェックするようになりました。

  • 深めたいスタッフとの絆。部門に関係なく自分から話しかけています。

    深めたいスタッフとの絆。部門に関係なく自分から話しかけています。

    弊社では定期的に異動があり、いくつもの店舗運営に関われるのが特徴です。スーパーの仕事はどれもチームワークが重要なので、意思疎通をスムーズにするため、いつでも自分からコミュニケーションを取りにいくように努めています。みなさん年齢に関係なく親しみやすいため、どの職場も溶け込むまでに時間はかかりません。それに、自分から行動を起こすことに対して応援してくれる社風があるので、なんでも挑戦しやすいです。いつかチーフになれるように、最近はどんなときもリーダーシップを発揮する心構えを持つようになりました。これからも積極的な姿勢で、一歩ずつ成長を目指します。

SCHEDULE一日の流れ

  • 8:00

    出勤・入荷作業

    センター便で商品が届くので、商品のジャンルごとに仕分けし、ファミリー社員が補充しやすいようにします。最後に売場をチェックして整えて、開店に備えます。

  • 9:00

    惣菜の調理・パック詰め

    開店後はランチタイムのピークに向かって、ファミリー社員と協力して惣菜コーナーで調理やパック詰めを行い、どんどんコーナーに商品を並べていきます。

  • 10:00

    入荷作業

    センター便で冷凍の惣菜や日配の商品が届くので、それを仕分けていきます。

  • 11:00

    発注作業

    日配(牛乳や豆腐など)の発注を行います。この間も、売場に気を配ります。

  • 13:00

    昼休憩

    1時間の休憩に入り、ホッと一息つきます。

  • 14:00

    売場チェック

    売場を回り、足りない商品がないかを確認しながら、在庫の数も頭に入れておきます。

  • 15:00

    入荷作業

    この時間のセンター便が、1日の中で一番多くの日配商品が届きます。スピードを意識しながら、仕分けと補充を行います。

  • 17:00

    翌日の特売商品の売場づくり・売切

    翌日の特売商品を指定されたスペースに事前に並べていきます。平行して売場をチェックし、賞味期限が近い商品があれば割引きシールを貼ります。

  • 19:00

    退勤

    業務が一区切りつけば退勤になります。

MESSAGE先輩からのメッセージ

スーパーマーケットの仕事は、自分の采配や力量がそのまま数字に反映されます。とはいえ、私もそうだったように最初は目の前の作業に追われ、あっという間に1日が終わるものです。ですが、あるとき突然スイッチが入ったように全体の流れが理解できるようになり、そこから面白くなってきます。自分の場合でいえば、入社から2年後にスイッチがパチッと入りました。また、うまく行く日もあれば、うまく行かない日もあるので、そこは切り替えが大事です。長く続けるほど楽しさが増していきますよ。

取材:2022/4