初めて『天下一品』のラーメンと出会ったのは、今から20数年前。1度目はこってりスープのインパクトに強い衝撃を受けたことを覚えています。よく言われるのが『天下一品』のラーメンは2度目3度目と食べるほどに、やみつきになるというまさにその通りで、それまで味わったことのない奥深い味に深く魅了されました。
何と言っても『天下一品』の魅力は、ほかには真似のできない商品力。これは永年に渡り、どんなラーメン店が来ようと、つけ麺店が来ようと、どこにも勝ると劣らないオリジナリティーがあります。「どこにもない『天下一品』の味をもっと多くの方に広めたい」という想いが強まり、すぐに京都の本部に出向きました。この味を多くの方に広めたいという熱意が伝わり、滋賀の店舗で45日間の研修に挑みました。それまでは不動産の仲介業をしていたので、飲食業界は全く初めてでしたが、研修では掃除から皿洗いから皆さんがされているのと同じことをして、伝統の製法と店舗運営のノウハウを学びました。
メッセージ
惚れこんだ『天下一品』の味と商品力。ほかでは真似のできない味を多くの方に広めたい。
飲食業界は全く未経験からの起業。
順調に店舗を増やし、右肩上がりの成長を続けています。
1996年、大阪市福島区に当社の記念すべき第1号店を出店し、その後も大阪市内を中心に店舗展開を続けてきました。駅から近い便利な場所を選んでいるのは、一つには立地条件が良く、多くのお客様にお越しいただきたいという想いから。もう一つはスタッフの通いやすさ、働きやすさを最優先に考えています。今後の出店においても、特に場所にはこだわり、展開していくつもりです。
お客様には美味しいお食事を召し上がっていただいて、最後に喜んで帰っていただきたいという想いがありますので、そのためにも働いているスタッフがみんないい笑顔をしていることが何より大切だと考えています。そのために日々、張り合いを持って働けるよう、スタッフの頑張りに対しても目標達成金や大入り手当などで、頑張った分が店舗ごとに配当金として返ってくる仕組みも設けています。スタッフとは常に話をしたいし、顔も見たいという想いが強く、お店にもよく顔を出します。独身の者が多く、まるで息子や娘のようで、時には私がまかないを作ることもありますが、逆にみんなの若いパワーをもらっています。
強い気持ちがあれば、未経験でも全く問題ありません。
求める人材は、前向きで常に謙虚な方です。未経験の方でも全く問題ありません。やる気があれば何とでもなります。年齢も問いません。私も29歳で開業したときには全くの素人で、一からスタートして今があります。今後のヴィジョンとしては、既存店舗をしっかりと基本に基づき守っていくことはもちろん、今後も良い条件の土地があれば、さらなる出店を意欲的に続けていく予定です。そして、会社が発展していくためには、従業員とそのご家族が潤うことが大切との想いから、随時昇給・昇進と福利厚生の充実に今後も力を入れていきます。飲食の世界は厳しいと言われていますが、「『天下一品』の独特の商品力は今後10年経とうが30年経とうが必ず残る」と、これだけは自信を持って言えます。『天下一品』の美味しさをさらに広めたいという強い気持ちがあれば絶対に成功すると思いますので、熱い想いを抱いて当社の門を叩いてください。
有限会社 なにわフードサービス
代表取締役 小原潤一