メッセージ詳細

『天下一品』の看板を背負う誇りと責任。緻密な味を守り、渾身の一杯を届けたい。

石原 誠也
天下一品  西梅田店  店長
2010年3月入社

前職はIT関係の会社で営業を務める。「人が作ったものではなく、自分で作ったものをお客様に提供したい」という思いから『天下一品』へ。東梅田店からスタートし、その後、長居店を経て、中津店で副店長に抜擢。天王寺店、西長堀店を経験し、店長になるための試験SPIとエリアマネージャーの面談を受け、福島店で店長に昇進。現在は2016年5月のオープニングから携わった西梅田店の店長を務める。
「自分が作ったものをお客様に届けたい」
IT関係の営業から、『天下一品』へ。

前の会社では、IT関係の営業をしていたのですが「自分が作ったものではないので、自信を持って売れない、自分の作ったものをお客様に届けたい」という思いが日増しに強まり、いつしか転職を考えるようになりました。そんなとき、ふと思い出したのが学生時代に経験した飲食店のバイト。「飲食の世界なら、自分で作ったものを目の前のお客様に提供できる」と飲食業界で正社員の仕事を探していて、出会ったのが『天下一品』での正社員の募集です。
最初に『天下一品』のラーメンを食べたのは、家族で食事に行った小学生のとき。正直、ドロドロのスープに驚きましたが、それからも時々食べるようになり、大人になっても月に一度は食べに行く親しみのある味でした。その『天下一品』に携わる仕事で、ほかの飲食業と比べて労働時間も短く、給与も安定していて賞与もあると書かれていたので、迷わずこの会社に決めました。

大阪の中心地、西梅田店の店長というプレッシャーも。
今では、お昼も夜も同じ売り上げをキープしています。

西梅田店がオープンしたときから、店長を任せてもらっています。福島店で店長をしていたとき、「今度、西梅田に新店ができるけど行きたいか?」と聞かれ、「もちろん行きたいです!」と即答しました。新店の立ち上げにはそれまで携わったことがなかったので、すごく魅力的で、ぜひやってみたいと思ったんです。
西梅田店は大阪の玄関口に近く、ビジネス街なのでサラリーマンの方も多く、新地から舌の肥えたお客様も流れて来られるので、この立地で『天下一品』の看板を背負うプレッシャーはかなり感じました。
オープン初日はゴールデンウィークで、お客様がそれほど多くなかったのですが、だんだん忙しくなって、最初はお昼だけ忙しかったのが、しだいに夜も忙しくなり、今ではお昼も夜も、両方同じくらいの売り上げをキープできるようになりました。

熱烈なファンの多い『天下一品』。
味はもちろん、くつろげるご案内も大切に。

『天下一品』は熱烈なファンの方も多いのですが、当店のオリジナリティーを出す試みも開店当初から続けています。例えば、男性のお客様が多い当店ですが、女性のお客様にもっと来ていただけるように、女性スタッフにもたくさん活躍していただいて、入りやすい、くつろぎやすい雰囲気作りを心がけています。また、西梅田店は1階から3階まで客席があるのですが、例えば3名様だとテーブルのほうがゆっくりくつろいでいただけるかなと思い、空いているときはできるだけ2階3階のテーブル席にお通しするようにしています。1階からお客様をお通しするほうがお店は回しやすいのですが、それよりもお客様目線でのご案内を大切にしていて、そうした一つずつの積み重ねが浸透してきたのか、西梅田店は2016年のオープン以来、ありがたいことに売り上げはずっと右肩上がりです。

オープニングの準備で大変だったとき、
助けてくれたのは、ほかの店舗の社員さんたち。

この会社で次にチャレンジしたいのは、もう一度、新店のオープニングに関わってみたいということです。実は西梅田店のオープニングでは想像していた以上に準備が大変で、一人で困っていたときに助けてくれたのは、ほかの店舗の社員さんたちでした。仕事が終わってからや出勤前に手伝いに来てくれたんです。1度携わっただけではわからないことも多いので、そのときの経験を活かして、もう1度挑戦したいという想いがあります。
入社して7年、これまで8店舗を経験して思うのは、どこに行ってもみんなフランクでいい人が多い会社だということです。毎年、新年会ではほかの店舗の社員さんも一堂に集まるのですが、店長のなかでは自分が最年少なので可愛がってもらっています。
仕事場もそうですし、待遇面も社長が社員のことを考えてくださっているなということが伝わってきます。エリアマネージャーも、何かあればいつも相談にのってくれる心強い存在です。店長もやりがいがありますが、さらにエリアマネージャー、次長、部長と登りつめていける会社で、社長も「上を目指して頑張れ」と背中を押してくれるので、今後も伝統の味を守りながら、さらに頑張っていきたいと思います。

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