お仕事シミュレーション

実際には、どんな業務があるか、入ってすぐはどんなお仕事をしていただくかを詳しくご紹介します。「このお仕事をしてみたい」「自分に向いているかもしれない」「これなら続けてみたい」と思われたら、ぜひご応募してみませんか。まずは当社のお仕事をじっくりご覧ください。

工場スタッフ

大切なお客様のため、品質重視を最優先に。 各部署連携で力を合わせ、商品を仕上げます。

『受け入れ』→『洗浄・乾燥』→『プレス作業・トンネル』→『滅菌』→『たたみ作業』→『仕分け・出荷業務』など、各工程を専任で受け持ちます。
◆受け入れ

当社で扱うリースのユニフォームはすべて、ICチップが縫い込まれています。集配スタッフが各病院ごとに回収した袋からユニフォームを取り出し、パソコンと連動した機械を通していく作業が『入りチェック』です。服を通すとICチップに読み込まれた病院名、ロッカー番号、お客様名、商品名が確認できます。次に「ポケットの点検」では、1着ずつすべて手作業でポケットの中に物が入っていないかをチェックします。

◆洗浄・乾燥

『受け入れ』が終わった商品を機械で『洗浄・乾燥』します。機械には何通りもの洗い方が設定してあるため、洗濯物を入れ、スイッチを押すだけなので操作は簡単です。「この商品はこのチャンネルで洗う」「この商品はこの洗剤を使う」などの知識は仕事をしながら徐々に覚えていけます。その後、半年ほどじっくり時間をかけて、先に出荷する商品を優先して洗うなどの段取りを覚えたり、工場の流れ全体を掴んでいってください。

◆プレス作業・トンネル

綿を多く含む素材の商品は『プレス作業』でノリを付けて機械でシワをのばします。機械でボタンを押すだけでプレスできますが、機械に服をセットするのに技術が必要な作業です。シワがよらないように、慣れるまではゆっくりでもきれいにできることを心がけてください。また、当社で「ニット商品」と呼んでいるポリエステルが多く入った商品は『トンネル』という機械に通し、蒸気を当ててシワをのばします。『トンネル』に通すためにハンガーに吊るす作業を『ハンガーアップ』と言います。ブラウスなどは『プレス』や『トンネル』を通したあと、襟のみアイロンで手直しする作業もあります。

◆滅菌

洗浄工程のあとの特殊な工程で『滅菌』という部門もあります。手術室で直接、先生が着用される手術着や、手術現場で使われるカバー類、患者様にかけるドレープなどが対象です。洗濯・乾燥のあと、専用のパックに入れて機械で『滅菌』して出荷します。

◆たたみ作業(検品)

『プレス作業』や『トンネル』でできあがった洗濯物を手作業でたたんでいきます。たたむ際には『検品』も重要な作業です。生地が破れたり汚れていないか、ボタンが取れていないか、汚れが残っていないかを確認しながら、たたんでいきます。ユニフォームなどはまず基本のたたみ方を覚え、その後、お客様ごとのたたみ方も覚えていきます。約3カ月の間にしっかりした『検品』と、きれいに『たたむ』作業を習得し、3カ月以降は標準作業量(30分間で95枚)を目指し、少しずつスピードアップしていきます。

◆仕分け・出荷業務

たたんだ商品を病院や施設ごとに大きく分けるのが『仕分け』です。さらに同じお客様の上着とズボンなどを組合せ、ロッカー番号順に並べ、部署ごとに袋詰めしていくのが『出荷業務』です。ICチップで管理された商品を最終的には、間違いがないように目で確認します。袋詰めした商品は集配スタッフに引き継ぎます。

◆職場はどんな雰囲気ですか?

職場はみんな仲が良く、アットホームな雰囲気です。黙々と作業している場面もありますが、連携しながら協力し合って進めていく仕事です。仕事中は見落としがないように作業に集中しています。休憩は10:20~10:30(10分間)、12:00~13:00(1時間)、15:00~15:15(15分間)としっかり取れます。定着率がよく、8年9年と工場ができた頃からずっと頑張っているスタッフもたくさんいます。

◆お仕事で大切なことは何ですか?

このお仕事は何より品質重視。破れや汚れ、ほつれがない商品をお客様のもとに正確にお届けすることが大切です。お預かりした商品をお返しするまでは中2日あります。慣れるまではスピードよりも、一つひとつの仕事をきれいに丁寧にできることを心がけてください。どのお仕事も3カ月ほどして少しずつスピードアップを目指してください。まずは一つの部署をじっくりと覚え、できることを増やしていってください。

集配スタッフ

工場スタッフが真心込めて仕上げた商品を 安全運転でお客様のもとへお届けします。

集配ルートは全部で22コース。
『メディカル(病院)部門』『タオル部門』『外食部門』の3コースに分かれて担当します。
◆メディカル部門

<1日の集配数>
多いコースで20軒程度。少ないコースで10軒程度。病院へのお届けが中心です。宵積みした商品を乗せて、夕方には工場へ戻り、翌日の商品を宵積みするまでが1日の流れです。

<集配エリア>
阪神間一円が集配エリアになります。

<集配する商品>
医療現場のユニフォームをリースしている当社。職員さんや看護師さんのユニフォーム、医師の白衣や手術ガウンなども取り扱っています。また、オペ場で使うシーツなどの滅菌商品もお届けしています。リース以外の商品では病院の私物も集配しています。

<納品・回収方法>
大きな病院の場合は、リースのユニフォームに縫い付けたICチップで商品を管理し、ロッカー納品しています。洗濯した商品を更衣室の前や所定の場所に納品すると、当社から派遣している院内スタッフがロッカーの上に納品します。納品後は、院内スタッフが集めた洗濯物を回収して社に戻ります。
院内スタッフが派遣されていないクリニックや診療所は、集配スタッフが内科や外科などの各部署に直接、納品します。リース商品でなく、病院の私物の場合は、白衣・ズボン・看護着などの枚数を数え、お名前を確認し、お客様に預かり伝票をお渡しして商品を持ち帰ります。

◆タオル部門

<1日の集配数>
多くて20軒、少なければ10軒程度を担当します。

<集配エリア>
メディカル部門よりも範囲は狭く、堺、岸和田、和泉府中、松原方面が中心です。

<集配する商品>
入院患者様の患者着や肌着、お風呂で使用されるバスタオルやフェイスタオル、食事のときのおしぼりをはじめ、介護施設で体を拭く専用タオルなどが『タオル部門』で集配する商品です。リース商品以外では、お客様の私物をお預かりする「ネット洗濯」というサービスもあります。ネットにお部屋の番号と個人のお名前を記載し、他の方の私物と混ざらないようにネットで管理しています。

<納品・回収方法>
タオルは大きな袋に約25枚詰めて納品します。病院によって納品の仕方は違いますが、一番多いのは各階にある「リネン庫」に清潔な商品を納品します。納品が終わると、使い終わったバスタオルやフェイスタオル、おしぼりなどを「不潔リネン庫」から回収して持ち帰ります。「ネット洗濯」の洗濯物はできあがり商品をネットでお届けし、引き換えにネットごと回収します。

◆外食部門

<1日の集配数>
多くて35軒、少なくとも25軒ほどを1日でまわります。

<集配エリア>
一番多いのが神戸市内。その他、大阪市内や奈良への集配もあります。

<集配する商品>
フレンチやイタリアン、中華などのテーブルクロスやナプキンがメインです。その他、コックさんのユニフォームやホール担当者のジャケット、カッターシャツもお預かりします。ブライダル系では、披露宴で使用する円卓クロスや折りの三角ナフキンなどを結婚式場などに納品しています。外食部門は午前中に集配した後、午後からは、翌日お客様にお届けするコースの『出荷業務』を責任持ってチェックします。

<納品・回収方法>
工場の棚に、工場スタッフがお客様ごとに商品を並べてくれているため、棚から取り出して1枚ずつ名前を見ながら、商品を揃えていきます。前掛けや帽子、コックコート、カッターシャツなどのお名前を見て伝票に書き込み、ヒモで結束して、集配袋に商品を入れていきます。お客様のお名前がわかるように、袋にお名前を書いた小判を付けてできあがりです。

◆一人立ちまでの流れ

<入社から2週間>
入社して2週間ほどは、次長や主任などの所属長が運転する車に同乗し、道順や車を駐める位置、商品を納品・回収する場所を丁寧に指導します。

<2週間~1カ月>
その後、自分で運転して荷物を出し入れし、お客様のもとに伺います。所属長がその後をついて、間違いがないか抜けがないかを確認。1週間から10日付き添い、問題なければ一人で集配業務に入っていただきます。

<一人立ち後、10日~2週間>
一人立ちして、さらに10日から2週間ほど経った頃、もう一度確認作業に入ります。所属長が横に乗り、教えられた通りに集配できているか、やり方が変わっていないかを再確認します。

◆求める人物像

定時集配を大切にしている当社では、安全運転が基本中の基本です。交通事情を見越したうえで時間に余裕を持った対応をお願いします。工場の方がきれいに仕上げてくれたものを持っていくので「丁寧に商品を運ぶ」という想いも大切です。また、普段からお客様と接する機会も多いため、挨拶や言葉遣いなどの接遇も重要です。当社はユニフォームを取り扱う会社なので清潔感のある身だしなみも求められます。お客様から「商品が戻っていない」「汚れが落ちていない」などのお声に対応できる力が必要なので、入社から1年ほどを目安に臨機応変な対応ができる人材育成にも力を注いでいます。

◆車のメンテナンス

基本は1人1台。集配の多くはワンボックスカーのため、普通免許(AT限定)でも大丈夫なコースもあります。2トン車が2台あり、そちらは中型免許がいります。まずは固定ルートをじっくり担当していただきます。フルメンテナンス付きのリース車のため、定期的にオイル交換や定期点検もしています。日曜日にはディーラーさんがメンテナンスをしてくれるので、安心して運転に集中できます。車の清掃も洗車機を通すので、集配スタッフに負担がかかりません。

◆キャリアアップ

当社には仕事ができる方を積極的にポジションアップしていく考え方があります。自分のコースを覚えてからは、さらにいろんなコースを覚えていってください。経験を積み、知識を増やしていくことで、主任代理、主任、課長代理、課長などの役職へステップアップしていく道もご用意しています。

ユニフォーム供給センター

快適で機能的なユニフォームを作製。 ミシンの技術を活かせるお仕事です。

破れや汚れのあるユニフォームを修理・交換。
さらに機能性・実用性をアップする加工も施します。

リースのユニフォームを供給しているのが『ユニフォーム供給センター』です。工場で商品をたたんで『検品』した際、生地が破れたり汚れていたり、ボタンが取れているものは、ユニフォーム供給センターで修理・交換します。主にミシンを使っての作業になります。ユニフォームにICチップを組み込んでいるので、その紐付作業も行います。
また、オリジナルユニフォームの作製もしている当社。病院・介護施設の職員様向けユニフォームに、病院や施設のロゴを胸や襟・袖に刺繍する作業もあります。ほかにも、内ポケットやPHS用ポケットを加工したり、襟やポケットにラインを入れるパイピング加工を施したり、ポケットの深さを調節したり、上着の丈を長くするなど、より機能性の高いユニフォームを供給しています。

院内スタッフ

工場スタッフがきれいに仕上げた商品を一つずつロッカーまで納品。

病院の職員様とのコミュニケーションを大切に。
集配スタッフと連携して、スムーズに納品・回収。

大きな病院などでは、リースのユニフォームをロッカー納品している当社。お一人ずつ間違いのないように、商品をロッカーの上に納品していくのが『院内スタッフ』のお仕事です。集配スタッフが更衣室の前や指定場所にユニフォームを置いてくれるので、ロッカー番号とお名前を確認しながら、ロッカーの上に納品していきます。
また、洗濯物が入ったランドリーの袋を回収する作業や、リース商品以外のお客様の私物(枕や患者着、シーツなど)をお預かりする業務もあります。病院に常駐しての業務となりますが、集配スタッフと連携しながらの作業となるので何かあればすぐに相談できます。病院の職員様とのコミュニケーションを大切にしながら、円滑に正確に業務を進めていきます。