スタッフインタビュー

前職は、ハウスメーカーで1年半ほど現場監督をしていました。
建設現場で作業工程を管理する仕事から人材派遣の営業に転職したきっかけですが、私の場合はその経緯が少し特殊です。というのもタスクエイトが設立される以前から、当時まだ飲食店を経営していた当社の社長のもとで私は学生アルバイトとして働いていました。そういったつながりもあって、前職を退職する際も社長に一報を入れたところ、当社に誘っていただいて現在に至っています。現場監督もまったくの未経験でしたが、営業職もやはり未経験からのスタートだったので不安や戸惑いはありましたが、旧知の仲でもある社長からのお誘いということもあり、まずは「やってみよう」という気持ちで飛び込みました。
派遣会社の商品は車や住宅といった『物』ではないため、企業様からお仕事のご依頼があっても、そのタイミングで派遣できるスタッフさんがいないと受注にはなりません。逆にスタッフさんが多数いて就業できる派遣先がないといったケースもあり、ご要望に対して自分の裁量だけでお応えできないのが、人材派遣の営業の難しさでもあります。派遣業者の利益が上乗せされることを考えれば、直接雇用の方がコストも軽減できるのではと考える企業様もおられる中で、そこに当社のスタッフを就業させてもらう価値をご理解いただくことが私たちの仕事です。結果が出るまで忍耐も時間も要しますが、企業様・スタッフさん双方から信頼を得ることができるのもこの仕事ならではの魅力です。

現在私はタスクエイトの事務スタッフとして働いていますが、こちらに勤務する前は、当社のスタッフさんが就業している派遣先の企業で社員として働いていました。今はほとんどなくなりましたが、スタッフさんがお休みの時は前の職場で派遣として勤務するなど、少しめずらしい働き方も経験しました。
事務職のキャリアはトータルすると17～18年ほどですが、同じ事務という職種でも、商品や扱うパソコン端末、企業の社風によって内容はまったく異なります。WordやExcelなど一般的なソフトのスキルひとつをとっても、実際に勤務するまで何をどこまでやれば良いか判断できない部分もありますし、電話やメールの対応も、相手が社員さんメインなのかお取引先のお客様メインなのかで言葉遣いもずいぶんと変わってきます。当社も事務職は多数取り扱っていますので、特に未経験でチャレンジするスタッフさんに対しては、まず落ち着いて初日を過ごしてもらえるように、私も声をかけるなどしてサポートしています。

私は派遣スタッフとして、水産加工工場内の軽作業の仕事をしています。
暑くなってくる初夏の時期は牡蠣の加工がピークを迎えるため、現在はパック詰めする前の牡蠣の数量を合わせる作業や、重さを量る作業に携わっています。海産物を扱うので作業場内は空調が効いていますが、ちゃんとゴム手袋やゴム長靴が支給されていますし、体を動かす作業が多いので、暑さ寒さも気にならず快適にお仕事ができています。
私が直接雇用ではなく、派遣にしようと思ったきっかけは、子どもを保育園に預けて働きたいという気持ちからでした。これはお子さんをお持ちの方は、誰もが一度は抱える悩みだと思います。私の場合で言えば、上の子は小学生なので身の回りのこともある程度は自分でできますが、下の子はまだ2歳です。まだまだ親の手が必要な年齢ですが、家庭全体のことを考えると、これからのためにお金も貯めておきたい、保育園に預ける時間だけでも家計の足しになる働き方があればいいなと探していた時期に、妹からタスクエイトのことを教えてもらいました。
いいタイミングで情報をもらえたことも幸いしましたが、妹もこちらで派遣スタッフとして働いていた経験があり、仕事内容や会社の雰囲気を聞いて安心できたのも、自分の中でやってみようと思う決め手になりました。