「緑水会病院」（高槻）は、高槻市で唯一の老人専門病院として、昭和62年に開設しました。高齢者医療に関する豊富な経験を、利用者様の療養生活に生かしています。また、平成22年には、北摂中央病院（西宮）と同様に、「介護療養型医療施設」から「医療療養型病院」への転換を行い、引き続き「高齢者医療に貢献する病院」を目指しています。

平成10年、緑水会病院横（併設）に「老人保健施設シルバーハウス高槻」を開設しました。現在は介護老人保健施設として、医療・看護・機能訓練などをメインに、利用者様が居宅生活へ復帰ができるようサポートしています。当施設では、利用者様にハリのある生活を送っていただけるよう、お花見やお誕生日会などのレクリエーション活動を盛んに開催しています。また、ショートステイ、通所リハビリテーションなどのサービスもあわせて行っています。

介護保険に関することや介護でのお悩み、相談について介護支援相談員（ケアマネージャー）が応じています。ケアプラン（利用者様が居宅生活を営むために、必要なサービスを計画する介護サービス計画）の作成では、家族様、本人様の希望を丁寧にお伺いし、心身の状況を勘案しながら、要望に沿ったプランを作成します。また、介護保険手続きの代行では、市町村への要介護認定の申請などを、家族様に代わって行います。

高槻市の委託を受けて開設した「日吉台東地域包括支援センター」は、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員や介護支援専門員が、地域の方々の医療・介護・福祉に関する相談を受け付けています。また、介護予防の相談や権利擁護に関すること、配食サービス、訪問介護の利用について、転倒予防のための手すりの設置など、あらゆるご相談・ご質問にもお答えしています。