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スタッフインタビュー INTERVIEWスタッフインタビュー INTERVIEW

プラスアルファの思いやり。介護士の在るべき姿を忘れずに。

介護老人保健施設 
シルバーハウス
介護主任

赤松賢志(あかまつけんじ)

赤松賢志(あかまつけんじ)
1日のスケジュール
9:00
朝礼・申し送り・フロアラウンド・各部署と業務調整
12:30
昼食
13:30
会議・電話対応・業務管理
15::30
会議
16:30
フロアラウンド
17:00
申し送り・退勤

「これしかない」と思えた仕事。働きやすい環境作りにこだわります。

20歳のときに「介護士になろう」ってぼんやりと考えていて、当院に実習で来たことがあったんです。初めのころは「介護士が自分にあってるのかな」って思うこともありましたが、入職して5年くらいたってから「この仕事かな」ってなんとなく思いはじめて、10年たったころには「もうこれしかないんだ」って覚悟が決まりました。今では入職18年目で主任を任されているので、ケア業務から離れてスタッフのシフト管理や業務管理を担当しています。気を付けているのは、一つひとつの言葉を慎重に選んでスタッフに声をかけることです。なるべくみんなが楽しく働けるような環境を作りたいと思っているので、介護スタッフの立ち位置を高めていけるように、今後は一人ひとりのスキルや知識をレベルアップさせていけたらなと思っています。

「あなたで良かった」友達の言葉が忘れられない思い出です。

ここに入るきかっけを作ってくれたのが、学生時代の友達のおばあちゃんでした。友達とは長いこと会ったり話したりしていなかったのですが、その方が亡くなったときに、「あなたのところで過ごさせてもらって良かったわ」って言ってもらえたことが、一番思い出にのこっています。昔はその子の家に行ったら必ずおばあちゃんがいて、亡くなる前は家族様よりも長い時間一緒に過ごすことができました。最後のタイミングに立ち会えたのも、この仕事をしていたからかなって思いますね。

赤松賢志(あかまつけんじ)

「優しさ」と「思いやり」の違い。おばあちゃんが教えてくれました。

まだ若いころに、そのおばあちゃんから「あんたは優しいだけで思いやりがない」って怒られたことがあって、今でもよく覚えています。スタッフにも言うことなんですけど、優しいとか好きだけじゃこの仕事は絶対にできないから、思いやりを持ってケアにあたることを心がけています。ヒトに想いをかけることで、伝わること、伝わってくることが増えていくと思います。たとえば「あれ取って」って言われたときに、「はい」って手渡すだけではなくて、袋をあけて取り出しやすいようにして渡すのか。「こうしたら助かるかな」ってことを、プラスアルファで返せるかどうかが大切です。ぼくも昔は言葉だけで動いていた部分があったので、今思えばおばあちゃんに見抜かれていたのかなって思いますね。

赤松賢志(あかまつけんじ)

必要とされること、誰かのためになれることが一番の喜びに。

18年間やってきて、もちろん辞めようと思った時期もありましたし、辞めないと迷惑がかかってしまうなって時期もあったんです。でもその時々で、院長先生や事務長、法人がすごくかばってくれたり、親身に相談にのって気にかけてくれたんです。その優しさを裏切りたくないという想いもあって頑張ってこれました。なにより自分が必要とされているということを感じられたことが大きかったです。利用者様にたいしても自分がしてあげられることがあって、その瞬間その人に必要としてもらえるということが充分うれしいことだなと思うんです。何か大きなやりがいとかではなくて、誰かに求めてもらえるということが一番の喜びにつながっています。

赤松賢志(あかまつけんじ)