天平庵って?

男性だけではなく、女性も多く活躍

「女性の能力活用」や「仕事と家庭の両立支援」など、男性も女性もいきいきと働くことのできる取組みを進めています。天平庵では管理職の7割が女性です。「パート→準社員→社員」の登用制度もあります。頑張る方を応援します!

従業員ではなく「仲間」

天平庵では「従業員」という言葉は使わず「仲間」と呼びます。仲間の慰労と各部署の親睦を深めるために、パートタイマーさんも参加できる社員旅行・納涼会・お花見・新年会を毎年行います。また全員の誕生日には仲間からのメッセージを添えたバースデーケーキを贈るなど、同じ志を持つ「仲間」として大切にしています。

パートタイマーさんも社員旅行(旅費は全額会社負担)

天平庵は、正社員、準社員、パートタイマー、仲間全員が対象の旅行を毎年開催しています。5年に一度はハワイ旅行!国内外問わず様々なところへ行けるので毎年楽しみにしています。普段の仕事では会わない仲間とも旅の中で絆が深まります!

★~天平庵の人気のお菓子を少しご紹介~★

●大和三山

「香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古も 然にあれこそ うつせみも 妻を 争ふらしき」 中大兄皇子(巻1-13)

(意味:香具山は畝傍山をいとおしいと耳梨山と争った。神代の頃からもこうであったし、昔もそうであった。だからこそ今の世も妻を争っているらしい。)

有名な中大兄皇子の三山妻争いの歌です。3つの山の絶妙な位置関係が醸し出す情景は人々の心をとらえ、古くから人々に愛され、さまざまな思いを重ね合わせました。

694年、大和三山に囲まれた中に日本最初の本格的な都、藤原京が作られました。唐の長安城をまね、条坊制を取り入れた本格的な都であり、平城京遷都までの間、持統・文武・元明天皇の三代の天皇在籍中の都として、古代政治・文化の中心として繁栄しました。

古代大和の象徴である「大和三山」のように、人々の心を魅了し、これより何十年もの月日が流れても、人々に愛され続けますように、と願いを込め、天平庵の代表銘菓であるみかさに「大和三山」と名づけました。

●もえみどり

「浅緑 染め懸けたりと 見るまでに 春の柳は 萌えにけるかも」(巻10-1847)

(意味:浅緑色に糸を染めて掛けたのかと見るほどに、春の柳は芽が出たことよ。)

芽吹いたばかりの浅緑色の柳を詠んだ歌です。

万葉の時代、自然の美しい色彩に人々の心は魅了されたくさんの歌が詠まれましたが、天平庵は歌ではなく、お菓子で美しい自然を表現しました。食べたときの美味しさは当然のこと、見た目の美しさも皆様にお届けしたいという想いで、抹茶の色の鮮やかさが際立つ和風ケーキに「もえみどり」と名づけました。ふんわり焼き上げたスポンジの抹茶のやさしい苦味とホワイトチョコの甘味がうまく調和しています。