まずは自己紹介!
学校を卒業後、陸上自衛隊で6年間勤めた後、トラックの運転手と観光バスの運転手をしていましたが、「もっと基本を学びたい」という想いから、2011年7月『奈良観光バス』に入社しました。観光地を訪れたときは、家族にお土産を買って帰ります。
教官はこんな人!
浅岡豪(あさおか たけし)教官です。昭和61年、運転手として入社し、平成15年からは運行管理者に。現在は所長代理として、何でも気軽に相談できる頼りになる上司です。
研修をご紹介します
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運転手として業務上必要な法令や知識をじっくり学びます。
入社1日目
学科研修入社2日目
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車庫入れや車両間隔を身に付ける練習を行います。
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右折・左折・直角回りの技術を教わります。
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カラーコーンを立てて、狭い場所での運転感覚を身に付けます。
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実際の観光地や狭い山道に出かけ、注意するポイントを学びます。
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対向車線から大型車が来た場合、すれ違うのが難しい場所なども繰り返し練習します。
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教わったことをメモし、知識を増やしていきます。
入社1ヵ月半~約3ヶ月
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それぞれの習熟度に合わせ、経験者の方であれば入社から約1カ月半、未経験の方で入社から約3カ月を目安に、単独試験を実施します。
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試験官が同乗し、運転者としての安全意識と運転操作をチェックします。実際の観光コースを走り、安全で快適な運転ができているかを見極めます。
入社3ヶ月~
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単独試験に合格すると、いよいよ実際にお客様をお乗せして乗務を開始します。単独乗務後も、定期的に指導教官が研修を行い、スキルアップを図ります。
入社後数年間
雪道走行練習新人運転者さんを対象に、入社から3年間は必ず、冬山に赴いて雪道走行教習と、チェーン着脱の教習を行います。経験を重ね、どんな状況でも安定して走れる運転技術を身に付けます。
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研修はどうでしたか?
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はい、観光バスの運転では、シフトダウンや排気ブレーキを使って停まることを教わり、とても勉強になりました。
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お客様を酔わせないためには「スムーズな発進」と「スムーズなブレーキ」が大切ですからね。
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ほかにも、お客様に景色を楽しんでいただくために、道を選んで走ることも、なるほどと思いました。
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「次のカーブはお城が見えるからゆっくり走ろう」「ここは滝が見えるから徐行しよう」と道のポイントを覚えることが、運転手にとって本当に『道を知る』という意味だと思います。
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基礎からしっかり学べて、研修では実際の観光地や山道などを走って経験を積めたことで、自信を持って一人立ちすることができました。
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観光バスの運転は奥が深い仕事です。2~3カ月の研修ですべて覚えられるものではありません。基本を学ぶにも2~3年はかかると思いますが、じっくり覚えていけば大丈夫です。
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はい、この仕事は慣れてしまってはいけないと思っているので、初心を忘れず、安全運転を心がけていきたいと思います。